アップルオートネットワーク（東京都千代田区）は６月２６日、東京八重洲ホールにおいて、アップルアカデミーマネージャーセミナー「部下がみるみる動き出す成果の出る会議の進め方」と題するセミナーを開催した。

　本セミナーはアップルＦＣ加盟店の店長・マネージャー向けに行っているもので、今回は全国から３５名の参加者が受講。会議というひとつの「ツール」を通じて、参加者全員の自律を目指したものとなっており、今回はＣＦ公認カンファリスト・公認トレーナーである「沖本るり子さん」（ＣＨＥＥＲＦＵＬ代表取締役社長）が講師を務めた。

　カンファリストとは、会議出席者であるカンファリとスペシャリストを合わせた造語で、会議のスペシャリストを指す。講師の沖本るり子さんによると、ほとんどの方は社会人になると同時に、当たり前のように、会議に参加することになるが、「会議のスムーズな進め方」「アウトプットの出し方」「話し合った結果を具現化させる手法」などを学んだ経験はなく、会議に対して不満を感じている人は多いという。

　会議に対してはこうした背景があり、本セミナーの目的は「成果を出すために」、目標は「自律型人財育成の会議手法を得る」というプログラムとなっている。活性化された会議、実りある会議により、「一人ひとりが高い成果を出す」ことに主眼が置かれており、参加者全員が５時間に渡るセミナー研修に、最後まで集中力が途切れることなく熱心に受講し、セミナーの最後には一人ひとりが今後自社で行われる会議を実りあるものとする為に、目標（何を、今日からいつまでに、どこで、どのようにする）を宣言した。

　なお、同社では今回で６回目となるアップルアカデミーを今後も継続・強化することにより、参加者の人間力向上と加盟店１社１社の企業力強化につなげたいとしている。