ＪＵ静岡は5月23日に平成25年度通常総会をホテルセンチュリー静岡で開催した。
　当日は静岡県議会議員や衆議員議員を始め中部運輸局の静岡支局長など30名の来賓を迎え、「中古自動車販売事業者憲章」の唱和から役員功労者表彰まで遅延無く粛々と開催された。
議長選出後に規定された出席者数が確認され計６議案が審議された。　
　まずは平成24年度の報告では出品が3万8,613台（前年比3,629台増・予算比6,113台増）と2年連続で過去最高を更新。
成約率も46.9%(前年比2.9%増・予算比4.3%増)と高実績を記録した。
これを受け収益は3億9,600万円。経常利益は6,963万円(前年比2,926万円増)と前年実績を大きく上回る黒字を計上した。
　平成25年度のＡＡ事業計画はアベノミクスにより景気は上向きつつあるが、AA業界は厳しい経営環境が通期に渡り続いて中古車のタマ不足が深刻化することを考慮し、平成24年度実績をわずかに下回る目標の出品3万3,200台（5,413台減）、成約1万5,493台（2,607台減）、成約率46.7％（0.2％減）を設定。
　本年度の事業計画は①ディーラー会拡充強化②営業体制再構築③組合員利用推進強化④ポス会員利用拡大(オレンジ会員制度終了に伴い、ポス会員又は組合員へのランクアップキャンペーンを実施)⑤バイヤー対策推進強化⑥検査体制の充実を掲げて目標達成を目指す。
　また、今年は役員改選の年度であったが、新理事長には澤田稔氏を再選、筆頭副理事長兼総務委員長に萩原通弘氏、副理事長兼流通委員長には小野田泰祐氏が選出された。
理事長就任にあたり澤田理事長から「今回を最後の任期として2年間必死の覚悟で頑張ります。組合員の更なる支援と協力をお願いしたい」と抱負を述べた。