オークネット（東京都千代田区・藤崎清孝社長）は４月１１日、マスコミ向けに同社の事業説明会を都内のホテルにて実施した。

　冒頭で挨拶に立った藤崎清孝社長は、「年末から中古車の流通、小売も上向き、オークション業界の成約も堅調に推移している。当社の特徴である高年式高額車にも動きがあり、良い成果が見えつつある。また、ＴＶオークションも成約が高くなってきており、共有在庫もオークションの品薄を補完する形で流通に貢献できている。『流通』に更に力を入れ強化していきたい。『小売支援』では、これまでも各種サービスを開発、提供してきた。昨年の改革・改善を第２ステージとし、これからは情報を如何に活用して仕入から小売、そして換金までトータル的なサービスを提供していくかを試行し、商売の役に立つものにどうしていくかを考え開発し、提供していきたい」と述べた。

　続いて後藤博文常務執行役員の挨拶の後に、「四輪流通事業　今期の取組」、「リテールサポート事業　今期の取組」、「ＡＩＳ事業　今期の取組」について説明が行われた。

　今年１月よりオークネット・オートモービル部門担当、ＡＩＳ社長を務める後藤博文常務執行役員は、「会社自体がイノベーションを起こす。今年は色々なことに挑戦していきたい」と述べ、四輪・リテール・ＡＩＳの各部門の取組を力強く語った。