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【繁盛店レポート】愛知県岡崎市マイカーバンク 定休日にもクルマが売れる仕組み 

  • マイカーバンクラビット岡崎南店 下村勝博代表 マイカーバンクラビット岡崎南店 下村勝博代表
  • マイカーバンク店舗外観 マイカーバンク店舗外観
  • 在庫は常時150台 在庫は常時150台
  • マイカーバンク店内 マイカーバンク店内
 徳川家康生誕の地であり、八丁味噌の産地として知られる愛知県岡崎市。
豊田市とともに西三河地区を代表する都市で、自動車販売の激戦区でもある。少子高齢化、消費増税、免許保有者の減少など、悪材料に事欠かない中古車業界において月間平均40台を販売するマイカーバンク。同社の下村勝博代表代表に最近の業界動向や仕入れ・販売についての話を聞いた。

―定休日にクルマが売れる仕組み
 マイカーバンクの平均在庫数は150台、そのうち40台は月間平均で販売している。販売の主力となっているのがインターネットで、グーネット・カーセンサーネットなどの小売りサイト数社活用している。また、オートサーバーやTC‐webΣなどが提供している共有在庫システムも積極的に利用しているという。下村代表は「最近は共有在庫での問い合わせが非常に多くなってきた。月間販売台数のうち、消費者向けの小売りが約60%、共有在庫経由の販売が40%と、年々比率が上がっている」また、「小売りサイトと共有在庫を並行して活用することで、定休日にもクルマが売れるようになった」と語る。
一般消費者を対象とした小売りサイトは、顧客を拡大するうえで外せない存在となっているが、業者相手の共有在庫も新たな販売ツール、及び仕入れツールとして欠かせない仕組みとなっている。

―仕入れツールとしての優位性
 マイカーバンクの主な業務は販売及び、買取り。
在庫は150台と品揃えは豊富で軽自動車から輸入車まで、あらゆる消費者ニーズに対応可能となっている。しかしながら消費者のニーズは千差万別。同じ車種でもグレードや色、装備に至るまで多様な要望に対応しなければならない。「在庫車やオークションでの対応が厳しい場合に、共有在庫が頼りになる。価格がワンプライスとなっているために商談もスムーズ」と、『売り』だけでなく『仕入れ』の側面からも共有在庫の優位性を評価する。

―販売手法の変化
 従来はユーザーから買取りした車両をオークションに出品、小売り向けの車両であれば、小売りサイトに広告掲載という流れだったが、共有在庫の出現により販売手法は大きく変化した。買取り車・下取り車は一旦、共有在庫へ掲載、その後オークション・小売サイトへと振り分けてゆく。これにより、在庫期間短縮、利益率向上に貢献している。

▽社名:マイカーバンク ラビット岡崎南店
▽所在地:愛知県岡崎市上和田町南天白14
▽電話:0564‐55‐1700
▽事業内容:新車・中古車販売、買取り、車検、点検、鈑金塗装等

なし

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