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車両商品化の一元管理でリードタイムと陸送コストを大幅削減へ

  • 商品化後、360度専用ブースで撮影 商品化後、360度専用ブースで撮影
  • 撮影ブース外観 撮影ブース外観
  • 最新の洗車機 最新の洗車機
  • 9000坪のメインヤード 9000坪のメインヤード
  • 広大なヤードを管理するマルチモニター 広大なヤードを管理するマルチモニター

CCSで車両本来の価値を引き出し、スムーズな流通を支える

 自動車オークション会場における車両の受け入れから運搬、撮影、整列まで、流通を支えるあらゆる現場業務を一手に担い、高い実績を誇るオルトサポート(東京都江東区、石川誠社長)。同社は、これら既存の管理・運営業務で培った豊富な現場ノウハウを融合させ、新たな成長戦略の柱として「カーケアステーション(以下、CCS)」事業を強力に推進している。同事業は、従来の現場業務の枠組みをさらに進化させ、預託された車両を魅力的な商品へと磨き上げる「車両商品化センター」としての機能をワンストップで提供するものだ。中古車流通の効率化とスピード感が求められる現代の自動車流通業界において、同社の試みは新たな付加価値モデルとして注目を集めている。

 CCSの最大の特色は、自動車の販売やオークション出品に不可欠な「撮影」、「洗車・クリーニング」、「メンテナンス」、「登録業務」の4工程をすべて一箇所で完結させる点にある。石川社長は「これまで販売事業者や出品事業者の方々は、洗車はA社、撮影はB社、メンテナンスはC社といったように、複数の専門業者へ個別に手配せざるを得ず、それに伴う管理の手間や車両移動の陸送コストが大きな負担となっていた。CCSではこれら一連の工程を分断することなく一元管理できる体制を構築しており、入庫から商品化完了までのリードタイムを劇的に短縮できる」と、その効率性を強調する。このシームレスな連携は、車両の在庫回転率を向上させ、ビジネスの機会損失を防ぐ上で強力な武器となる。

 個々の工程におけるクオリティへのこだわりも、オークション現場を熟知する同社ならではの強みだ。第一の工程である車両撮影について、石川社長は「豊富な知見に基づき、外観や内装、エンジンルームに至るまで、商品価値が最も伝わる最適なアングルとライティングを徹底している。購入検討者が求めるポイントを的確に捉えた高解像度画像を提供することで、ネット販売やオークションでの成約率向上を直接的にバックアップする」と語る。続く洗車・クリーニング工程では、ボディや足回りの徹底洗浄に加え、室内清掃や消臭対応を行い、車両の第一印象を大きく左右する「商品としての輝き」を蘇らせる。さらに、消耗品の交換や簡易的な修理・調整を行うメンテナンス、名義変更をはじめとする煩雑な各種書類手続きをスムーズに代行する登録業務までを網羅している。

 同社が長年培ってきたオークション会場やヤードにおける厳格なオペレーション体制、そして確かな技術力に裏付けられた「品質へのこだわり」が、このワンストップサービスを支える最大の基盤となっている。中古車市場の競争が激化し、より高品質な車両状態の提示と業務の効率化が同時に求められる中、石川社長は「我々の使命は、お預かりした車両本来の価値を大切に引き出し、流通のスムーズな流れをお手伝いすること。事業者様が抱えるリソース不足やコスト課題に寄り添えるパートナーとして、今後も一歩一歩、サービスの利便性と品質の向上に努めていきたい」と、今後の展望と確かな意欲を示した。


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