ＪＵ兵庫（森本義則会長・理事長）は３月２５日、兵庫盲導犬協会（三條真由美理事長）に対し、盲導犬育成のための寄付金を贈呈した。神戸市中央区のＪＵ兵庫事務局に同協会を招き、寄贈式を行った。寄付金は組合事業収益の一部を充てたもので、こうした寄付活動は継続的に展開している。

　県盲導犬協会は、創立以来約３０年にわたり視覚障がい者が安心して社会参加できるような共生社会を目指している。こうした人たちに夢と希望をもたらす大切なパートナーとなる盲導犬を育成・訓練し、希望者に無償で貸与している。また、公共施設や店舗、病院などに盲導犬を受入れてもらうため、啓発活動も積極的に行う。盲導犬育成には１頭あたり約５００万円もの費用がかかるとされ、そのほとんどが支援者による寄付などで賄われている。

　ＪＵ兵庫では、こうした地域社会への貢献活動を継続的に展開し、社会的使命を果たしている。今回の寄贈式では、森本会長・理事長のほか、執行部が出席し、県盲導犬協会との懇談を行った。