鈴木サービス工場
兵庫県西部の郊外型展示場から商用車を全国販売,、「JUテントリ」を通じ、輸出事業者からの引き合いも強まる
トラックの品揃えでは、兵庫県西部で随一の規模を誇る鈴木サービス工場(兵庫県姫路市、鈴木安宏社長)。在庫するトラックは小売り向けポータルサイト「グーネット」で全国販売する一方、共有在庫「JUテントリ」に登録することで、小売りと業販の両輪で、新車、中古車合わせて100台規模の在庫車はコンスタントに販売している。仕入れから商品化までのノウハウを持つ同社では、北海道から沖縄まで、幅広いエリアに良質車を全国販売している。中でもJUグループで展開する「JUテントリ」を積極活用するほか、JU岐阜羽島オートオークション(AA)の「お店のクルマコーナー」にも積極的に映像出品し、3通りの販売手段をうまく活用しながら、在庫車をさばいている。(室田一茂)
【元々整備中心の商売から小売りシフトを展開】
親族経営の同社において、鈴木社長自身は、同社を一旦離れ、独立して乗用車の小売りや輸出をメインに事業を展開していた。小売りのノウハウを着実に身に付け、約6年前に同社に復帰、社長として経営改革に乗り出した。当初は地方公共団体などからのサービス入庫を中心に事業を展開していたが、いち早く小売りへのシフトを決断、販売と修理の両輪で、顧客を拡大、固定化している。当初は数台しかなかった展示車両も中古車が約60台、新車が20~30台まで拡大した。
【小売りダマの商品化工程がある強みを活用】
元々、車検・整備や鈑金・塗装の仕事が中心だった同社だが、小売り強化を推進する中で、この基盤が大いに役立つことに。仕入れた中古車は熟練の整備士たちが丁寧に整備し、看板消しや再塗装などを施し、新車のようなピカピカの中古車を仕上げて店頭に並べる。幹線道路の交差点にピカピカのトラックがずらりと並ぶ様子は圧巻だ。一方で「まだまだ中古車を展示したい。中古車だけで100台規模まで展示台数を拡大するのが理想」(鈴木社長)と、意欲を燃やす。こうした事業拡大においては、技能実習生の力も有効に活用する。フィリピン出身の若者たちが、技能実習生(インターンシップ)、特定技能(整備)として4人在籍。来年には3人増の7人体制に拡大するという。自動車業界における人材不足への対応に早期から取り組んでいる。
【小売りは4㌧車まで、右肩上がりの成長を見せる】
鈴木社長は「小売りするのは、4㌧車まで。大型トラックは扱わず、限られた商材の中で、右肩上がりの成長を見せている」と、大きな手応えをつかみながら、この6年間は事業拡大にまい進してきた。こうした中で、大きな役割を果たしたのが「JUテントリ」に他ならない。「ただ掲載するだけでも販売チャンスが大きく拡大するツール。長期在庫車が思いがけず売れたり、展示車の売り逃がしをすることが無くなった」(鈴木社長)と、大絶賛だ。
【「JUテントリ」を通じ輸出事業者からの引き合いが強まる 】
鈴木社長が体感しているのが「JUテントリ」を介した販売先の変化だ。「最近は輸出事業者からの引き合いが強まっている。海外需要にダイレクトに反応する『JUテントリ』に大きな手応えを感じている」(鈴木社長)。
JUグループのスケールメリットを活かした共有在庫「JUテントリ」。当初想定された全国JU加盟店同士の在庫の共有という引き合いは相変わらず強固だが、これに合わせて輸出事業者の引き合いが強まっていることは全国JU加盟店の販売チャンスを飛躍的に拡大していることは明らかだ。
【元々整備中心の商売から小売りシフトを展開】
親族経営の同社において、鈴木社長自身は、同社を一旦離れ、独立して乗用車の小売りや輸出をメインに事業を展開していた。小売りのノウハウを着実に身に付け、約6年前に同社に復帰、社長として経営改革に乗り出した。当初は地方公共団体などからのサービス入庫を中心に事業を展開していたが、いち早く小売りへのシフトを決断、販売と修理の両輪で、顧客を拡大、固定化している。当初は数台しかなかった展示車両も中古車が約60台、新車が20~30台まで拡大した。
【小売りダマの商品化工程がある強みを活用】
元々、車検・整備や鈑金・塗装の仕事が中心だった同社だが、小売り強化を推進する中で、この基盤が大いに役立つことに。仕入れた中古車は熟練の整備士たちが丁寧に整備し、看板消しや再塗装などを施し、新車のようなピカピカの中古車を仕上げて店頭に並べる。幹線道路の交差点にピカピカのトラックがずらりと並ぶ様子は圧巻だ。一方で「まだまだ中古車を展示したい。中古車だけで100台規模まで展示台数を拡大するのが理想」(鈴木社長)と、意欲を燃やす。こうした事業拡大においては、技能実習生の力も有効に活用する。フィリピン出身の若者たちが、技能実習生(インターンシップ)、特定技能(整備)として4人在籍。来年には3人増の7人体制に拡大するという。自動車業界における人材不足への対応に早期から取り組んでいる。
【小売りは4㌧車まで、右肩上がりの成長を見せる】
鈴木社長は「小売りするのは、4㌧車まで。大型トラックは扱わず、限られた商材の中で、右肩上がりの成長を見せている」と、大きな手応えをつかみながら、この6年間は事業拡大にまい進してきた。こうした中で、大きな役割を果たしたのが「JUテントリ」に他ならない。「ただ掲載するだけでも販売チャンスが大きく拡大するツール。長期在庫車が思いがけず売れたり、展示車の売り逃がしをすることが無くなった」(鈴木社長)と、大絶賛だ。
【「JUテントリ」を通じ輸出事業者からの引き合いが強まる 】
鈴木社長が体感しているのが「JUテントリ」を介した販売先の変化だ。「最近は輸出事業者からの引き合いが強まっている。海外需要にダイレクトに反応する『JUテントリ』に大きな手応えを感じている」(鈴木社長)。
JUグループのスケールメリットを活かした共有在庫「JUテントリ」。当初想定された全国JU加盟店同士の在庫の共有という引き合いは相変わらず強固だが、これに合わせて輸出事業者の引き合いが強まっていることは全国JU加盟店の販売チャンスを飛躍的に拡大していることは明らかだ。