日本自動車整備振興会連合会（日整連）・日本自動車整備商工組合連合会（整商連）は８月９日、都内の第一ホテル東京で「日整連・整商連自動車整備記者会懇談会」を開催した。

　記者会見で喜谷辰夫会長は「自動車業界は近年、急速な成長と変革の時期を迎えており、自動車整備業界も大きな変動の中にあります。この業界は我が国の経済と国民生活を支える重要な役割を担っており、車社会の安全と安心を保つエッセンシャルワーカーとして、地域社会においても欠かせない存在です。しかしながら、自動車技術の高度化や事業運営の効率化、人材確保など、多くの課題に直面しています。私たちとしては、これらの課題に積極的に取り組み、業界の発展に寄与していきたいと考えています」と抱負を述べた。

　続いて事務局より令和6年度事業項目として「新技術の対応」、「安定した整備事業に向けた対応」、「人材不足への対応」や「継続検査OSSの利用促進」等について詳細な説明があった。

　同連合会では、今後も全国整備振興会の協力を得ながら、業界諸問題の解決と整備技術の向上、新技術への対応、業界振興と活性化策を推進し、自動車の「安心安全の確保」と「環境の保全」を図る。