ＪＵ大阪（財藤和喜男会長・理事長は５月１６日、大阪市中央区のシティプラザ大阪で「第５４回通常総会」（協会）と「第３９回通常総会」（商工組合）を開催した。令和５年度の事業報告・決算案や令和６年度事業計画・予算案をはじめとする各議案を審議し全会一致で可決・承認した。

　冒頭のあいさつで財藤会長・理事長は「金融事業においては、ＪＵクレジット『スプリングキャンペーン』で３６連覇を達成したほか、各事業に多大なるご協力をいただき、誠にありがとうございます。９年前から取り組んでいる『ＪＵ適正販売店制度』では、全国ＪＵ加盟店のうち１３％という進ちょくですが、ＪＵ大阪は８％という状況です。９つのハードルがありますが『ＪＵ適正販売店』ののぼりを掲げることは必ず集客につながるほか、社員教育にも生かせるはずです。今年度はしっかりと業界を盛り上げられるよう、皆様のご協力をよろしくお願いします」と話した。

　総会では、永年役員表彰（１０年）で、大谷全弘常任理事、島澤俊文理事を表彰したほか、各事業の推進において、上位に入った加盟店に感謝状と記念品を贈呈した。

　また、宮谷英志副会長・副理事長が会長代行として、財藤会長・理事長のサポートを行う体制を報告した。宮谷氏は主に、会長の業務のうち、在阪自動車関連団体などでの公務を担当する。財藤会長・理事長はＪＵ中販連、ＪＵ近畿、ＪＵ大阪の公務に専念する体制だ。