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「加瀬の中古車販売」開始

  • 金本氏(左)と深澤さん(右) 金本氏(左)と深澤さん(右)
  • スペースを有効活用しクルマを無人販売 スペースを有効活用しクルマを無人販売

企業理念に則り、町の人に安く、良いクルマの提供目指す

 神奈川県と東京都を中心に全国最大規模の8万5000室のトランクルームを運営する加瀬倉庫を中心とした加瀬グループ(横浜市港北区、瓜生佳久会長)のグループ会社、加瀬運輸(横浜市港北区、西中鉄也代表)は、新規事業として中古車販売事業「加瀬の中古車販売」を開始した。

 加瀬グループは、「加瀬倉庫」の収納事業を主軸に首都圏で多岐にわたる不動産事業を展開している。「加瀬の中古車販売」も加瀬グループの新規事業として同グループが保有する有効な不動産活用のひとつ、また駐車場事業の事業展開として、自社物件内の一部に展示・販売スペースを設け、中古車販売事業を行うというもの。

 既に横浜市鶴見区駒岡のトランクルームのスペースを活用し4、5台の展示車を並べ営業しているが、「加瀬の中古車販売」は従来の中古車販売と一線を画す「無人」で車を販売している。

 「加瀬の中古車販売」を手掛ける駐車場事業部の金本英夫氏は中古車販売を始めた理由について「当社の企業理念は“お客様のため、社員のため、地域のため”。この企業理念に則り、町の人に安く、良いクルマを提供したいという思いから」と話す。
 その思いを実現するために現在の販売車両は軽自動車のみ、初度登録から10年以内、走行距離10万キロ以内のクルマに特化している。
 金本氏は「軽自動車に特化し、一定の条件を設けることで、ユーザーが手にしやすい価格のクルマを提供することができる。また、保証も車検も付いた状態で販売する。価格もほぼ一律化できることでわかりやすさを訴求できる。加えてユーザーの利便性を考慮し、購入手続きが順調に進めば、購入日の翌日にはユーザーが乗れる状況も想定している」という。
 同事業部深澤真由子さんは「現在、一カ所での販売だが『加瀬』の知名度と身近さから、利用者や近隣住民から問い合わせをいただいている」と話す。
 金本氏は「今後は横浜市、川崎市、東京23区を中心に販売スペースを展開していきたい」と話した。

 文中でも触れたが加瀬ホールディングスは新規事業に積極的に取り組んでいる。同社は「なるほど賞」を設け新規案件を募っているが、社員も積極的に企画を提出し、すぐに検証できる土壌があるようだ。「加瀬の中古車販売」はもちろん同社の動きに注目だ。

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