ＪＵ福岡（古賀市、徳永正義理事長）は１２月２日、「ＪＵ福岡設立５１周年記念オートオークション（ＡＡ）パート２」を開催した。出品台数は目標を大きく上回る２５５７台に上り、今年度最多台数を記録した。このうち１６０８台を成約し、成約率は６２．９％だった。パート１（１１月２５日開催）と合わせた２週合算では４７１１台もの出品車を集めることに成功した。流通委員会（出口隆二委員長）と青年部会（白川嵩太郎部会長）による協力体制で各地区からの集荷を促し、出品店件数こそ前年同期開催を下回ったものの、多くの会員による協力が２５００台超えのＡＡ開催を実現した格好だ。

　セリ開始前のセレモニーでは、出口流通委員長が挨拶に立ち「会員の皆様のご商売のお役に立てる様に、役職員一同努力していきたい。今朝はサッカーワールドカップで日本代表がスペイン代表を撃破したが、この勢いで本日のＡＡも盛り上がることを期待しています」と話した。

　来賓として駆け付けたＪＵ中販連の海津博会長は「２週連続の記念ＡＡで素晴らしい数字を残されたことに敬意を表します。徳永理事長やＪＵ鹿児島の新園康男理事長には流通分野において全国ＪＵをけん引いただいています。デジタル出品票導入にも真っ先に取り組んでいただいております。全国ＪＵ系ＡＡのデジタル化の取り組みはまだ第一歩を踏み出したばかりです。こうした中、ＪＵ福岡においては、今年１月のＪＵ共有セリ機導入で全国ＪＵ系からの応札が増加、ＡＡ事業の活発化につながっていると聞きます。今後とも引き続き、ご協力をお願いします」と祝辞を述べた。

　セレモニーでは、毎年実施している交通遺児チャリティー募金の寄贈式も行った。寄贈式には自動車事故対策機構の亀井憲福岡主管支所長と西日本新聞民生事業団の佐藤晃理事・事務局長が出席、出口流通委員長から交通遺児育成のための浄財の目録を受け取ったほか、感謝状贈呈も行われた。