日本中古自動車販売協会連合会（海津博会長）は「オールＪＵ全国リレーオークション」を１０月、１１月の２カ月にわたり開催し、全国出品目標台数３万８０００台に対し実績４万５０３４台で目標を大きく達成した。達成率は１１９．１％。中古車のタマ不足の中であるが前年対比でも４．１％増となる好結果となった。

　ブロック別ではJU中四国が二桁増となる前年対比１２．１％増で全国を牽引した。安部英雄会長が率先してJU中四国ブロックでのオールJU全国リレー盛り上げを図り、目標だけでなく、前年比にもこだわった集荷を各県JUに強く訴えた。JU広島では、目標台数を約３００台以上も上回ったほか、前年同期実績も大きく上回る出品台数を集めるなど、親会と青年部会が連携した取り組みが奏功した。

　平成１７年にスタートしてから本年で１８回目となるこの企画は、ＪＵオークションの活性化策の一環として、全国規模でのオークションキャンペーンを展開することにより、ＪＵオークションの存在感をアピール。ＪＵ組織の連帯感、一体感を醸成することを目的とし、今回でも数多くの中古車が出品、落札され流通の活性化が図られた。