岐阜県中古自動車販売協会・同商工組合は５月２５日、岐阜市内のホテルで「第３２期通常総会」（協会）と「第４４期通常総会」（組合）を開催した。総会では、令和３年度事業報告、収支決算および令和４年度事業計画、収支予算など協会６議案、商工組合１１議案のすべての議案が滞りなく承認された。

　冒頭で横山会長・理事長は「１年を振り返ると新型コロナウイルスの感染拡大、新車の納期遅れによる中古車のタマ不足やロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー高騰など自動車業界を取り巻く環境は厳しいものであった。そのような状況下においても委員長、支部長、理事そして職員、会員の皆様の尽力にて本日を迎えることができたことに改めて感謝している」と挨拶を述べた。

　商工組合の令和４年度事業計画の基本方針では、新型コロナの再三の拡大、資源価格の高騰や円安基調など、これまで以上の企業収益の圧迫や消費の悪化が懸念される中、顧客接点と管理の強化を目的に各種セミナーや講習会が開催される。また、ＪＵ岐阜ブランドの認知度向上の施策として今後も「ＪＵ岐阜ＳＨＯＰの日～プレミアムＷＥＥＫ」と題した全組合員対象イベントを企画し、新規顧客獲得及び既存ユーザーの囲い込みを目指すとともに、ＪＵ岐阜羽島オートオークションとの連携の下、組合協賛オークションの開催等が掲げられた。