ダイレクトカーズ（三重県津市、百田雅人社長）は２月３日、三重県鈴鹿市と「災害時におけるキャンピングカー等のレンタルに関する協定」の締結式を鈴鹿市役所にて行った。

　同協定は、地震等による大規模災害が発生した場合において、鈴鹿市がダイレクトカーズにキャンピングカー等のレンタルを受け、災害者の支援を円滑に実施することを目的としている。

　締結式冒頭で末松則子市長が「大規模災害時には、市内各地で甚大な被害が発生し、迅速な応急・救護が必要になると予想されます。そのような中、ダイレクトカーズ様からキャンピングカーをレンタルさせていただき、避難所などに活用できることは大変心強く思っております」と挨拶を行った。

　続いて百田社長が「私自身が鈴鹿市に在住していることから地元への貢献を考えていた。今回、協定を結ぶことができ大変嬉しく思っている。今後は、当社のキャンピングカーが動く避難所として災害時に役立つことができます」と述べた。

　なお、同社は、２０１９年１２月に三重県いなべ市、２１年１２月に神奈川県厚木市とも同様の災害協定を結んでいる。