- ブロックの枠を超えJUの絆を深める 2024年04月25日 JU福島
- ヤナセコーナー特設し、高成約率・高成約単価 2024年04月25日 [ ZIP大阪 ]
- 加島特設ヤードを期間限定で運用し好実績 2024年04月25日 [ TAA近畿 ]
- 統合20周年記念は出品900台に迫る勢い 2024年04月25日 [ NAA大阪 ]
- 設立11周年記念AAは出品7586台、成約率59.7%の高実績 2024年04月25日 [ JU岐阜羽島オートオークション ]
CAA中部(愛知県豊田市、永谷敏行社長)は、かねてから念願であった検査棟および撮影棟が完成、8月より本格稼働させる。中部会場の検査棟完成により東北会場から始まったシーエーエー4会場全ての検査棟建設が終了した。
完成した検査棟および撮影棟は全部で3棟、規模の一番大きい検査棟(A棟)は建屋を新規で建設、撮影棟(B棟)と検査棟(C棟)は既存の工場を取得し改修した。建設費用は取得費用、改修費用含め約6.5億円になる。なお、メイン会場内にある既存の撮影ブースについては、撮影システムを新しい検査棟にあわせる改修を今期中に実施し継続利用される。
検査棟(A棟)は事務所を併設、1階は車両検査場となり、最大60台の検査可能となる。1064㎡の敷地は1台1台しっかりと検査ができるように十分な車間を確保しており、ショールーム並みの1500ルクス(最大1700ルクス)の明るさがあるLED照明を200器設置した。2階は検査員事務所に加え、シャワー室、洗濯室、乾燥室を設置、検査員の環境改善を行なった。
撮影棟(B棟)と検査棟(C棟)はメイン会場から少し離れた場所に隣接している。撮影棟(B棟)は488㎡の敷地に同時2台、6方向の撮影ブースを構える。既存ブースとあわせて撮影室が合計4レーンとなったことで、作業効率が大幅に向上した。また、独自の撮影システムにより、設置費用を従来の3分の1程度に軽減した他、将来的には外装パノラマ画像の撮影も視野に入れている。検査棟(C棟)は458㎡の敷地に車両検査場を構え、25台の検査が同時に可能、A棟と同じ照明を設置している。
今回の検査棟、撮影棟の建設完了により同会場の環境は大きく改善、検査精度の向上につながった。取材の場で永谷社長は「検査棟、撮影棟の完成でやっと1人前の会場になった。今後も会員様が安心して取引できる環境をつくっていきたい」と抱負を述べた。
オークション関連の過去記事を検索する