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TAA近畿(大阪府寝屋川市・北口武志社長)は5月8日、「新会場オープン記念オートオークション(AA)」を開催した。当日は出品台数3729台を集め、このうち3012台を成約、80.8%の高成約率で新会場オープンに花を添えた。当日は「ハイブリッド・EVコーナー」と「ディーラーズU-Carコーナー」を新設するなど、4レーン化に伴い、コーナー編成の見直しとセリ時間の短縮を図ることで、会員利便を大幅に向上した。
セリ開始前にはセレモニーを開催した。北口社長は「32年前、この寝屋川の地にTAA近畿として常設会場を設け、新会場建設や2レーン化、楠根ヤード開設などの増強を図りながら、月1万台、年間12万台規模の出品ボリュームを確保出来るまでに成長しました。本日も3729台もの出品車を集めることができ、皆様のお力添えのおかげと、心から感謝いたします。今後も会場スタッフが一丸となって、皆様に愛される会場を目指してまいります」と挨拶した。
新会場は地上5階建てでセリ席は624席に増加した。TAA最大の座席幅とフルフラットのセリ会場が特徴で、最上階の食堂は250席。同時に新設した新立体駐車場は6層7階建て。収容台数は約400台。既存立体駐車場と接続するほか、1階部分に検査ラインと撮影室を新設した。
セリスタート後に行った記者会見で北口社長は「トヨタ自動車ではバリューチェーン推進などを手がけ、当時からU-Carの奥深さを感じていた。AAはもちろん、小売市場も含め、業界全体を活性化できるような取り組みを推進したい。全国展開する各会場、拠点を通じて、地域に根差した営業展開を推進していることが自社の強み」と話した。
平野裕治会場長は「HV・EVシフトにしっかりと対応した取り組みを推進していきたい。ディーラーズU-Carコーナーも会員からの強い要望もあり、約2年ぶりに復活、こうしたコーナーを通じて小売り向け良質車を多く供給していきたい」とする。当面はHV・EVコーナーに200~300台、ディーラーズU-Carコーナーに50台の出品車を安定的に集荷する考え。
同会場では、5月の4開催全てについて「新会場オープン記念」を冠したイベント開催とする。新たに実施した4レーン化により、3729台が集まった当日のセリは従来比で約3時間半の時間短縮となり、会員の利便性向上と負担軽減につなげた。
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