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ベイオーク(大阪市住之江区・塩原淳平社長)は2月1日(水)開催より、東日本大震災で被災した東北を支援する「ベイオークプロジェクト」と別に、新たな復興支援活動として「ミサンガ」を販売する。
このミサンガは、宮城県石巻市の女性グループが漁業網の補修糸で作っている。一般的にミサンガは切れたら願いが叶うというものだが、「切れないこと」に価値を置いている。マイナスな状況から生み出した「絆・結束力・新たに出会えた支援の輪」を大切にしてゆく「強い切れない絆」という思いが込められている。
この支援企画の切っ掛けは、「マザーミサンガの会」の関係者が偶然ベイオークのホームページを見て連絡が入り、実現したという。
同社は「会員様とベイオークと東北との絆を深める為、今回販売することにした」としている。ミサンガの販売価格は1,000円だが、会員とベイオークとの共同購入で1本500円で販売する。
マザーミサンガの会の代表は、会のブログで「男性たちは漁を再開すべく、海岸の瓦礫の処理作業を始めました。そんな中、我々女性たちも何かできることはないかと模索し始めたとき、ミサンガの話を頂き『自分たちにできることで、もしかしたら生活の再出発の糧になるかもしれない』と思いました。販売で得た収入で仮設住宅で使う家具、日用品、暖房機、衣類などを購入しています。購入に心から感謝します」とミサンガへの思いを語っている。
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