ディーラー系2コーナーに出品される良質車が成約率、成約単価上昇に寄与

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日産大阪AA(大阪市此花区、藤木英男社長)は12月16日、「年末謝恩記念AA」を開催した。出品台数は357台に上り、このうち307台を成約、成約率86.0%、成約単価32万2000円という高水準だった。2024年は成約率が80%台後半から90%台で推移するなど、高水準の成約実績だったが「ディーラーコーナー」「ディーラー特選コーナー」の充実も奏功し、成約単価も大幅に向上している。
セリ開始前のセレモニーでは真坂忠司顧問があいさつに立ち「今年は能登半島沖地震に始まり、世界情勢においても激変する環境に、貿易をはじめ中古車も大いなる影響があった一年となりました。5月には新社長に交代し、いろいろと新しいチャレンジをしていくスタートの年となりました。来年も環境変化に対応し、NOAAが発展向上するように努力を続けてまいりますので、引き続きのご支援、ご協力のほど、宜しくお願いします」と、年末のあいさつを述べた。
24年は大半の開催で成約率90%以上の高水準で推移、出品台数も後半にかけて増加傾向にある。中でも成約単価は年初の20万円前後から、後半には30万円超の開催も増え、大きく上昇している。「ディーラー」「ディーラー特選」の2コーナーに日産大阪からの良質車出品が増え、小売りダマも多く集まる会場として、バイヤーの注目を集めている。
年内は23日の「クリスマスAAが最終開催。25年は1月13日の「新春初荷AA」からスタートする。