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【検査員はここを見る】フロントインサイドパネルのチェック

 フロントインサイドパネルは、骨格の中で損傷&修正リスクの最も高い部位です。それゆえオークション会場の検査員は、この部位、周辺パーツの状態変化にとても敏感になっています。少しの歪みも見逃さない彼らは、一体どこに注意しているのでしょうか?

【修復歴車の実態を理解する】
 普段チェックしている【修復歴車】とは、交通事故を起因とし、骨格部位にその痕跡が残っている車のことです。しかし、その【事故】という単語の印象とは異なり、軽微な接触事故でも骨格部位まで損傷してしまうケースは多々あります。 むしろ大きく損傷した車両よりも修理が容易なことから、修復歴車の多くは“軽微な接触&歪みが生じた車”が占めているのも事実です。つまり日頃エンジンルーム内をチェックする際に、『どこかにパテ跡はないか?』、『フレーム修正機跡はないか?』、 『再溶接跡はないか?』等の【修理の痕跡】ばかりに気を取られてしまうと、こうした軽微な歪みの見落としにつながってしまうのです。
 
 
【フロントインサイドパネル周辺のパーツに注目】
 少し事例を見てみましょう。 画像①は左フロントエリアを損傷したアウディA4。外側から、バンパー、左フェンダー、ヘッドライト、ボンネットにダメージが確認できます。ボンネットを開け、エンジンルーム内に目を向けると、フロントインサイドパネルにはダメージが生じていないように一見感じます。ところが、フロントインサイドパネルと水平になるよう目線を低くしてみると、左右の微妙な違いに気づけます(画像②③)。左側(画像③)はフェンダーの取付ボルト付近が、上方向に少し曲がってしまっているのです。画像だけを見ると、『う~ん、微妙だな。』と、感じる読者の方も多いかと思います。しかし、その『わずかな差』を、見る角度を変えたり、周辺のパーツの変化で気づかないといけないのです。このアウディについては、査定時にヘッドライト、フェンダーが交換されているばずなので、ヘッドライトの製造年ラベル(画像④)、フェンダーの取付ボルトの回し跡からフロントインサイドパネルを疑うことができるはずです。

【小さな違いを見つける意識を持つ】
 こうした軽微な歪みが生じやすいのは、ずばりフロントインサイドパネルの先端部分。とくにヘッドライトやフェンダー本体、フェンダーステーの取付部分に負荷が、かかりやすいので、それらエリアを左右見比べて、小さな違いに気づけるよう心がけましょう。

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