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検査員はここを見る リヤエンドパネルのチェック

 流通している修復歴車の中でフロントエリアに次いで多いのが【リヤエリア】です。このエリアは、車両チェック時にお客様の荷物が荷室に車載されていたり、雨天時下側からの確認が難しい等、多くの障害が存在します。それでも最低限見ておきたいのが“リヤエンドパネル”。こうした障害がある中、検査員はどのように確認をしているのでしょうか。

 『高さ』を意識する
 リヤエリアは、トランクリッド(またはリヤゲート)、リヤバンパーで外側が覆われているエリアです。普段の査定において修復歴のチェックでは、まずトランクリッドの状態を確認されている方がほとんどだと思います。しかし、それだけでは十分とはいえません。リヤエリアの主要骨格部位となる“リヤフロア、リヤサイドメンバーは、車体の低い位置にあることから、それらをガードする”リヤバンパー“、そして奥に位置する”リヤエンドパネル“のチェックが欠かせません。トランクリッド(リヤゲート)のチェックをしているにもかかわらず、リヤエリアの修復歴を見逃してしまう方の多くは、このような“高さ”に対する理解不足に要因があるといえるでしょう。特にリヤエリアの修復歴車で多い“低速で衝突・損傷”の場合、トランクリッドのような上部ではなく、バンパーエリアからリヤフロア方向へ直接衝撃が波及します(画像①)。

リヤエンドパネル攻略法
 リヤエンドパネルは、直接リヤフロアやリヤサイドメンバーと接合している為“修復歴扱いになるか否か”の境界線に位置する部位です。このことから丁寧にチェックしたいところですが、冒頭で申し上げたように、確認するには障害の多い場所でもあります。そこで査定時には“要所”に絞った確認だけでもできるようにします。

①交換歴の確認
 荷室側からカーペットをめくっての確認が難しい場合には、外側に残された“溶接跡”、“塗装状態”を確認するようにします。画像②のようにウェザーストリップを部分的に外しての確認が基本ですが、ウェザーストリップがしっかりと装着されて外しにくい場合には、下側からリヤフロアとの接合部を確認します。さらに下側もアンダーカバーが装着されて確認が難しいケースもありますが、完全に覆われてしまっているモデルは少なく、どこかしらに“打ち抜き穴”が設けられたデザインが多いので、そこから覗き込んで探してみましょう(画像③)。

②損傷の確認
 リヤエンドパネルは交換歴が無くとも、損傷があるだけで評価が下がり、オークション出品票にも記載がされてしまう部位です。その損傷リスクが最も高いのは“リヤバンパーとの接合部分”です。リヤバンパーから入力された衝撃エネルギーは、その接合部分である“バンパーステー”に過大な負荷をかけてしまいます。そこで査定時には、バンパーステーとリヤエンドパネルの取付部周辺をピンポイントで確認するようにしましょう(画像④)。こちらも溶接跡の確認同様、アンダーカバーで見えにくいこともありますが、隙間から覗くことで見える車両も数多くあります(画像➄)。下側を確認する意識が弱い方は、まず“バンパーステーを探す”習慣を身に着けることから始めてみましょう。

携帯しておくと便利なグッズ
 雨天時に下側から確認するのは、私達でも面倒な作業です。そこで役に立つのが“厚めのバインダー”です。今の時代は、スマートフォンやタブレット等のデジタル端末で査定データを入力することが多くなりましたが、こうしたグッズがあると地面に置いて気兼ねなく膝をつくことができます。さらに“ミラーシート”をバインダーに貼り付けておけば、楽な姿勢で下側を確認することができます。少しコツは必要ですが、いざという時に役立つ“心強いアナログツール“で、ぜひおすすめです(画像⑥)。



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