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新型コロナ対策を積極展開し「商いの場」を維持

  • 来場会員に対し手指のアルコール消毒を呼びかける(写真はUSS名古屋) 来場会員に対し手指のアルコール消毒を呼びかける(写真はUSS名古屋)
  • ベイオークの4月8日開催AAではPOS席を間引きソーシャルディスタンスを確保 ベイオークの4月8日開催AAではPOS席を間引きソーシャルディスタンスを確保
  • JU愛知では事務局の対面カウンターにアクリル板を設置 JU愛知では事務局の対面カウンターにアクリル板を設置
  • 館内の換気徹底も感染防止に効果的とされる(写真はLAA岡山) 館内の換気徹底も感染防止に効果的とされる(写真はLAA岡山)
  • 各会場の入り口にはアルコール消毒液(写真はCAA中部) 各会場の入り口にはアルコール消毒液(写真はCAA中部)
  • コロナ対策協力を呼びかけるポスターをいち早く制作し掲示する会場も(写真はLAA岡山) コロナ対策協力を呼びかけるポスターをいち早く制作し掲示する会場も(写真はLAA岡山)
  • 会場内の至る所に空気清浄機(写真はCAA中部会場) 会場内の至る所に空気清浄機(写真はCAA中部会場)
  • セレモニーでもソーシャルディスタンス(写真はJU愛知) セレモニーでもソーシャルディスタンス(写真はJU愛知)
  • 会場内にはサーモグラフィーカメラも登場(写真はベイオーク) 会場内にはサーモグラフィーカメラも登場(写真はベイオーク)
  • 落札賞などの賞品にもコロナ対策の薬用せっけんなどが用意される(写真はベイオーク3月25日開催のベイネット落札賞) 落札賞などの賞品にもコロナ対策の薬用せっけんなどが用意される(写真はベイオーク3月25日開催のベイ…

無来場開催会場も増加、「濃厚接触」機会低減へ工夫

 日本国内では、新型コロナウイルスの感染拡大により4月7日、政府が全国7都府県に「緊急事態宣言」を発令、翌週16日夜には対象地域を全国に拡大する急展開を見せている。中古車流通の中核を担い、新車ディーラーや中古車販売店の「換金」と「仕入れ」の場として、業界存続のための存在価値が高まる全国のオートオークション(AA)会場においても、ウイルス感染拡大防止と円滑な中古車流通の継続という使命感を持って、さまざまな対策や取り組みを実施している。  (4月17日現在)

 トヨタユーゼックでは、7日の宣言を受けて対象となる7都府県に所在するAA会場で、テレワーク型(無来場)AAに切り替えた。同時期には、JU東京やJU神奈川、JU千葉も無来場に切り替えたほか、いすゞユーマックスも10日のIMA神戸会場から全国3会場の無来場開催を行う。
 関西エリアでは、ベイオークが15日開催のAAから無来場開催を実施した。
 こうした中、緊急事態宣言対象エリア拡大を前に、TAA全国11会場での無来場開催が発表されるなど、週を追うごとに状況は変化している。ホンダユーテックも20日開催から全国6会場でweb開催(無来場)に切り替えた。

 国内での感染事例が出始めた2月、3月から引き続き、全国AA会場をクラスター(集団感染)の場としてはいけないという業界の使命感は高まっている。会員の経営支援(換金)のために無くてはならないAA開催を途絶えさせないため、各会場では積極的な感染防止対策を実施している。

 無来場でのAA開催で「濃厚接触」機会を減少させる会場が増える一方で、USSグループやアライAA、Mirive、LAA、KCAAなどの企業系AAグループや全国JU系AAにおいても感染防止策を徹底した上での通常開催を続けている。
 こうした会場では、館内の消毒・換気やソーシャルディスタンスに対応したPOS席や食堂座席の間引き、アルコール消毒液の設置、商談コーナーの閉鎖(電話対応のみ)、来場会員へのマスク着用要請などが主なポイントだが、JU愛知のように、事務局の対面カウンターに透明アクリル板を設置するなどの設備面での対策も講じている。JU福島ではPOS席の間に同様の透明アクリル板を設置している。

 各会場とも、会場でのイベント全般は自粛し、会員同士や会員と事務局スタッフとの接触機会を極力減らし、AA事業を継続するための努力を続ける。

 来場会員の安全確保を目的にさまざまな対策を講じる一方で、各会場に共通しているのは、テレワーク型AA参加を推奨する点だ。シグマネットワークスの「TCーwebΣ」やベイオークの自社ネット「ベイネット」などがいち早く特別施策を展開するなど、各社とも会場外からのセリ参加を推奨、感染拡大防止に繋げている。

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