ＪＵ九州連絡協議会（徳永正義会長）の青年部会（新里竜也代表幹事）は８月２５日、佐賀市の佐賀市健康運動センターで「第３５回ＪＵ九州青年部ソフトボール大会」を盛大に開催した。九州各県青年部会メンバーが一堂に会して、予選リーグと決勝トーナメントで熱戦を繰り広げ、昨年優勝のＪＵ大分チームが見事連覇を達成し、「令和」最初の優勝という栄冠に輝いた。

　大会当日は前日からの雨模様となったが、開会式直前に雨も止み、試合中も時折小雨が降る程度の空模様の中、予定していた全試合を完結、閉会式も滞りなく開催した。閉会式終了後から雨足が強まるなど、同大会の開催を見守るような雨模様だった。

　大会は、ＡブロックとＢブロックに分かれて予選リーグを展開、Ａリーグは大分（１位）と福岡（２位）、Ｂリーグは長崎（１位）と熊本（２位）が見事決勝トーナメントに勝ち上がった。前回優勝のＪＵ大分は安定感溢れる強固な守備と爆発力溢れる打線が噛み合い、全試合２ケタ得点での勝利を収め、連覇を達成した。準優勝のＪＵ福岡は準決勝で前回、前々回と準優勝のＪＵ長崎に見事逆転勝利し、決勝に駒を進める存在感を示した。

　最優秀選手賞には優勝したＪＵ大分で抜群の存在感を示した工藤遥希さん（ゼロツ―）が選出された。優秀選手賞にはＪＵ福岡の大躍進をけん引した梅林仁史さん（大地）が選ばれた。

　大会終了後には、会場を佐賀市内のホテルに移して懇親会と表彰式を開催した。各県青年部会メンバーが一堂に会して懇親を深め、今一度「九州は一つ」という合言葉のもとで、一体感溢れる懇親会となった。