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関東中古車AA流通状況(4月中旬) 震災による影響が新たな段階、流通量減少へ 上値が重い景況ながらタマ不足を見越した買いも始まる

 関東地区のAA中古車流通は4月中旬、震災による影響が新たな段階に入った状況が見られた。

 既に各方面で報じられている新車の生産から販売に至る流通の停滞により影響を受けた中古車発生の減少、そして流通市場への流入が減少傾向を見せ始めており、4月3週目11日より流通台数は2月水準より若干多め程度に縮小、18日よりの4週目は同水準で推移しており、急激な進行にまでは至っていない。

 一方で買いについても全体的には頭打ちの状況となっている。震災関連の報道で被災地需要での高騰が言われているが、それは低価格、車検付き、また軽自動車といった入手性が良い車両についてであって、全体的には消費マインドの低迷などを反映して一定以上価額の取引においては上値が重い展開となっている。

 しかしながら、そういった一定価額以上の車両にも既にタマ不足傾向を見越した動きも始まっており、商品性、また程度的に良いものは強いセリ合いで落札される事例も多々みられる。そのため、市場関係者からは全体概況について「値段の上がっている車と上がっていない車とがある」と言われている状況。

 今後は夏に向け、昨年より厳しいタマ不足状況、成約率上昇の動きとなるが、消費マインドの震災後の手控え感からの反動がいつ、どう出てくるかとの兼ね合いでの推移になるとみられる。

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