ＪＵ大阪（松永靖久会長・理事長）は５月１７日、「第４８回通常総会（協会）」と「第３３回通常総会（商工組合）」を開催した。協会、商工組合に関わる平成２９年度の事業報告と収支決算、平成３０年度の事業計画、収支予算などについて審議・承認した。今期より組織強化審査委員会（山脇幸雄委員長）を発足、業界の資質向上と会員のレベルアップを推進する。

　冒頭の挨拶で松永会長・理事長は「変化が著しい国内自動車市場において、われわれ中古車業界が生き残るためには、自らしっかりとした取り組みを推進しなければならない。ＪＵ中販連としても変化の大きな時代に対応した施策を展開しているところです。『中古自動車販売士』や９つの要件を満たした『ＪＵ適正販売店』といった制度の推進のためにも、会員の皆様には更なるご理解とご協力をお願いします」と話した。

　ＪＵ大阪はこの１０年間で大きな改革を実施、財政面や運営面においても協会、組合の強固な運営基盤を構築している。金融事業のおいても、今年３、４月の２カ月間展開した「ＪＵクレジットスプリングキャンペーン」の目標達成により、連続キャンペーン達成を１９回連続に記録更新した。流通事業においては、「ＪＵテントリ」の普及拡大を推進したほか、登録・封印受託業務、ＥＴＣ車載器などの協同購買事業などを通じて収益力を大きく高めている。

　▽収支予算＝２３２８万円（協会）、１億６７１５万円（商工組合）