ＪＵ広島（広島県北広島町・安部英雄理事長）は２月８日、「新セリ機入替／ポス・県外会員感謝記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。今期４番目の高水準となる１８５５台の出品車を集荷し、県内外から多数のバイヤーが集まり、活発なセリを展開した。ＪＵ広島ＡＡのある北広島町は記録的な積雪に見舞われたが、１９００台に迫る出品車を集めるとともに、多数の来場会員が記念ＡＡを盛り上げた。

　セリ開始前のセレモニーで安部理事長は「大雪が続く極寒の中、本日は多数の会員の皆様にご来場いただきました。念願だった新セリ機入替を完了しましたが、ＪＵ広島としては１７年ぶりとなります。多数の機能を有した多機能端末を導入したことで、会員の皆様のご商売の利便性向上につながることを目指しています。５月には新会場１０周年を迎えますが、今回のセリ機入替を契機に引き続き、『売ってよし』『買ってよし』のＪＵ広島ＡＡを目指してまいります」と謝辞を述べた。

　続いて挨拶に立った打越正明流通委員長も「本日新セリ機グランドオープンの記念ＡＡを開催させていただきました。引き続きＪＵ広島は『売ってよし』『買ってよし』のＡＡ会場を目指してまいります」と強調した。

　同ＡＡ開催前日の７日には、広島市のリーガロイヤルホテル広島で「新セリ機入替記念感謝の宴」を開催し、県内外から１５０人あまりの招待客らが出席した。来賓を代表して祝辞を述べたＪＵ島根の浜村浩司理事長は「ＪＵ広島ＡＡのある千代田の地は中国地方の中心に位置しています。常に中心的な存在であるＪＵ広島に大いに期待しております。新セリ機の導入は時代の流れに乗った取り組みで、今後も『売ってよし』『買ってよし』の合言葉を胸に刻むＪＵ広島ＡＡが進歩することと業界の進化に期待しております」と話した。

　同会場では、１月中旬に新セリ機入替工事を実施、休催することなく、新セリ機への入れ替えを完了した。１月２５日には同記念のプレＡＡを開催し今回は満を持してのグランドオープン記念としての開催。今回の新セリ機入替により、２１．５インチ液晶モニターを備えるタッチパネル式の多機能端末を導入、下見検索や不在入札、商談申込、自社出品リスト閲覧などの機能を備え、来場会員の利便性を大幅に向上した。