グーネット自動車流通

メニュー

バディカ書籍案内

【注目企業連載企画②】アフリカ向け輸出を統括する女性マネージャー

  • ビィ・フォアードのアフリカ向け輸出を統括する橋本彩さん ビィ・フォアードのアフリカ向け輸出を統括する橋本彩さん
  •  

販売第1グループマネージャー橋本彩さんに聞く

 ビィ・フォアード(東京都調布市・山川社長)といえば、アフリカ向けに滅法強い中古車輸出企業というイメージがあるが、そのアフリカ向けの輸出を担当するマネージャーは日本人の「おもてなしの心」を大切にする女性だった。販売第1グループ橋本マネージャーに話を聞いた。(聞き手:近藤厚志)

【アフリカ向け輸出について】
現在、私のチームでは、月に3500台をアフリカ向けに販売しております。アフリカは全部で54か国ありますが、その内の43か国とお取引をいただいております。現在の仕向国別の販売台数では、「マラウィ共和国」がトップで月に1200台ほど輸出しております。現地法人の設立や現地コミュニティーの活性化で、販売台数は1年前の2倍以上になりました。アフリカ向けの輸出では、主にタンザニアに1000台、ザンビアに1000台、ジンバブエに1000台、ウガンダに600台などとなります。全体として、送料込みで3000~4000ドル(本体価格1000ドル)の価格帯あたりに引き合いが多く入ります。商談、問い合わせに対するメールは、一人あたり毎日200件ほどになります。

【担当チームについて】
 現在は、外国人7名、日本人4名からなるチームを担当しています。人財の採用から始まり、教育もしています。実務に必要な知識とオペレーションのノウハウを理解してもらうには半年間必要ですが、皆優秀なので、三か月でオペレーションが可能になる方もいます。アフリカ人の感覚では、「至急」といえば1週間を指し、「なるべく早く」が1カ月かかったりと、時間の感覚の違いに手を焼くことが少なくありません。こうした日本との文化の違いも含め、お互いに良いビジネスができるように、私たちもしっかりオペレーションを教えてゆく必要があります。最強のセールス、オペレーションチームをつくり、売り上げを現在の1.2倍にすることを目標としています。日本人の「おもてなしの心」を教えるのが大変ですが、最も重要なことですので時間をかけています。「ビィ・フォアードから買って良かった。また次もビィ・フォアードから買いたい」と思ってもらえるような対応のできるチームであり続けたいと考えております。

【プロフィール】
橋本彩(はしもと・あや)DELLテクニカルサポートでオペレーションを経験後、英語を使った仕事で能力を発揮したいと、当時社員数が37名だったビィ・フォアードに2010年5月入社。2016年3月販売第1グループマネージャー就任。福岡県出身。




オークション

店舗情報

ひと

コラム

相場・統計

新製品

新車ランキング

中古車ランキング

年頭所感

整備

板金