プロトコーポレーション（名古屋市中区・神谷健司社長）は９月１日、楽天（東京都世田谷区・三木谷浩史会長兼社長）が運営する「楽天市場」において初となる中古車専門モール「グーネットモール」の本格運用を開始した。

　「グーネットモール」は同社が運営するクルマ・ポータルサイト「グーネット」に掲載している中古車情報の中から、通信販売への対応が可能な中古車情報を掲載。同社が３月に公表した「プロト カーユーザーレポート2017」（※1）の調査結果では、現車を確認せず中古車を購入するユーザーが26.1％存在しており、このような市場背景から楽天とユーザーの利便性向上のための施策を検討した結果、今回「楽天市場」において初となる中古車専門モールを出店し、本格運用を開始する。
（※1）参考資料　「プロト カーユーザー レポート2017」

　「グーネットモール」では、「グーネット」で提供している車両状態開示サービス「ID車両（アイディーシャリョウ）」が付帯されている中古車をはじめとする約８万台（※2）の中古車情報を掲載。さらに成約時には車両本体価格に準じた「楽天スーパーポイント」が付与される。
（※2）2017年9月1日時点の掲載車数。掲載される中古車情報の数は変動。

　同社は今後も「グーネット」に掲載している中古車情報を様々なメディアと連携し、ユーザーの中古車情報との接点を増加させ需要喚起を図ることで、自動車業界の活性化に貢献していくとしている。

◆「グーネットモール」の主な特長
・「楽天市場」において初となる中古車専門モール。
・プロトコーポレーションが運営する「グーネット」に掲載されている約40万台の中古車情報のうち、通信販売への対応が可能な中古車情報約８万台を「楽天市場」に掲載。
・「グーネット」で提供している車両状態開示サービス「ID車両」が付帯されている中古車は「車両状態評価書」を取り寄せることができ、ユーザーはより詳しい車両状態の確認が可能。
・成約時には車両本体価格に準じた「楽天スーパーポイント」が付与される。