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中古車輸出マーケット(バングラデシュ編)

  • チャッタゴン港のヤード風景 チャッタゴン港のヤード風景

6月より輸入税が増税

 中古車輸出台数が常に上位にランクされているバングラデシュは、1971年12月パキスタンから独立、イスラム教を主たる宗教とする国である。国土は北と東西の三方はインド、南東部はミャンマーと国境を接し、南はベンガル湾に面する。 人口は2015年10月の統計で1億5940万人、面積は14万7千平方キロメートル(日本の約4割)、首都はダッカ。

 日本中古車輸出業協同組合がまとめた中古車輸出統計によると、日本からのバングラデシュ向け中古車輸出台数はアジア圏で常にトップ10に入る。しかし、今年6月2日に輸入税の変更が発表され、車種によって異なるが、変更前との比較で輸入税が10万円から100万円ほど高くなった。現在、政府とバングラデシュ現地の中古車輸入組合の間で輸入税の変更について協議が行われているようだが、今回の増税によってバングラデシュ中古車市場はかなり冷え込むと思われる。

 バングラデシュ向け輸出車両としては一般的に乗用車が多く、特にトヨタ・プレミオ、アリオン、カローラアクシオなどが人気である。ただし年式規制があり、現在は2012年以降の製造車両のみ輸入可能となっている。現在断食(ラマダン)明け大祭の時期(6月下旬から7月上旬)で、バングラデシュ全土で7日間から10日間前後の大型連休となり、中古車市場は活発ではない。市場動向として7月下旬から徐々に上向くだろうと予想されている。


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