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業界初となる「事故車売却シミュレーター」を提供

  • 同社発表会で挨拶を述べる宮本社長 同社発表会で挨拶を述べる宮本社長
  • 事故車売却シュミレーター画面 事故車売却シュミレーター画面

ユーザーに利便性と透明性を提供

 ダメージカー(事故や災害等により損壊した車両)の買取・販売・輸出を行うタウ(埼玉県さいたま市・宮本明岳社長)は6月12日、業界初となる「事故車売却シミュレーター」の提供を開始すると発表した。

 「事故車売却シミュレーター」は、車のメーカー・車種・年式などの車両情報と5段階に分けられた事故車の損傷状態をWEB上で入力するだけで、概算の買取金額を即時に提示する簡易見積システム。提示される買取金額は同社が有する世界中の中古車流通相場と損傷の査定ノウハウをもとに算出している。ユーザーには、売却相場がすぐに分かるという利便性と透明性を提供することができるサービスとなっている。

 「事故車売却シミュレーター」の開発は、同社が個人ユーザーから受ける年間約1万8000件の事故車売却依頼時のアンケートをもとに把握したユーザーニーズが背景にある。 

 ユーザーが事故車処分時に重要視するのは「買取金額の高さ」が70%、次いで「対応スピードの速さ」が50%という結果になった。スピードを重視する背景には、事故をしたユーザーが「修理」あるいは「売却」の意思決定を早くしたいという理由が挙げられる。

 同社は「事故車売却シミュレーター」を利用してもらうことで事故に遭ったユーザーに「高額修理」や「廃車」のほかに、「売却して乗り換える」という新たな選択肢を提供することで、事故車の買取りによる経済面でのサポートを目指す。

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