イフ（大阪府池田市・波多信彦社長）が「オーサムジャパン」ブランドとして東京オートサロン（ＴＡＳ）２０１７に出展した「ＡＷＥＳＯＭＥ　ＰＩＮＫ☆ＰＩＮＫ　Ｃ-ＨＲ」が東京国際カスタムカーコンテスト２０１７のグランプリを受賞した。ＳＵＶ部門の最優秀賞を受賞、全８部門の最優秀賞がノミネートされる中、見事グランプリの栄誉に輝いた。

　受賞車は、ＭＯＮＺＡ　ＪＡＰＡＮ（ジャパン三陽）ブースに展示、オーサムジャパンとしては３回目の車両出展となった。前回は５０系プリウスを出展、今回も発売後間もないＣ-ＨＲを出展車に選び、年末の新車納車後、各方面の協力や各メーカーの協賛に支えられる形で、ＴＡＳの会期に間に合わせた格好だ。

　今回の受賞に際し波多社長は「出展車両が新型車という事で、まず入庫してくるかが一番の問題でした。各方面からの協力のもとクリスマスイブの２４日に入庫、そこから約１４日間という作成期間で、どこまで出来るのかがテーマでした。各社とも年末年始とＴＡＳ準備に忙しい中、本当に快く引き受けていただき、出展車が完成しました。スタッフも年始から車をＴＡＳに搬入するまで、作業に取り組んでくれました」と強い感謝の気持ちを表す。受賞の報告を受けた際は「本当に手が震え、感激しました」（波多社長）と３回目の挑戦で勝ち取ったグランプリに喜びも大変大きかったという。

　今後の展開については「今年はこれから新しいプロジェクトも考えています。皆様に夢を与えられる車造りに精進したいと思います」と意気込みを話した。