ＪＵ中販連関東甲信越連絡協議会（東京都中央区：海津博会長・以下、ＪＵ関連協）は11月４日、山梨県にて青年部研修会を開催した。

　同研修会はＪＵ関連協青年部各県が10年に一度、持ち回りで担当。今回はＪＵ山梨青年部が幹事県として開催。ＪＵ関連協青年部をはじめ、北海道・中部・近畿の代表幹事が一堂に会し、約１００名を集め盛大に開催した。

　今回の研修会は「素晴らしい仲間たちと今こそ気持ちを一つに」をテーマに、二部構成で開催。第一部は、株式会社ヴァンフォーレ甲府・海野一幸会長を講師に招き基本講演を。第二部はＪＵ中販連本部・山下晋事務局長代行による「中販連組織とは？」について講演がなされた。

　開会セレモニーで挨拶に立った海津会長は「ＪＵ山梨青年部を中心に沓沢部会長をはじめＪＵ関連協青年部が一丸となり今日を迎えた。青年部は大事な組織であり、大事な人員。青年部は次代を担う研鑽の場でもある、今後の中古車業界・中販連を牽引してもらう立場の方々に本日の研修会が何かのきっかけになり、また自身の会社に役立つ会になれば素晴らしい。皆さんの若い力を貸していただき中古車業界の発展に繋がることを期待する」と述べた。
　続けてＪＵ関連協指導環境委員長塚田長志ＪＵ長野会長、開催県有井金三ＪＵ山梨会長、ＪＵ関連協青年部沓澤明寛部会長、開催県青年部長田和士部会長が挨拶。開催県の長田青年部会長は「関連協青年部の仲間から熱いメッセージをいただき今日を迎えることができた」と謝辞を述べた。

　第一部は、ＪリーグのＪ１で唯一メインスポンサーがいないチームであり、Ｊ１トップチームの予算１/３以下で劇的なチーム再生と４年連続Ｊ１残留を決めたヴァンフォーレ甲府・海野会長が考え方やモチベーションの持ち方、団体をまとめる方法について講演。トップ自ら靴底を減らし行動する等、自身が経営者でもある青年部メンバーの心に刺さる内容に参加者は傾聴した。

　第二部は、中販連組織の理解とこれからの在り方について講演。また、同講演ではＳＮＳを利用し、講演中にも参加者の意見が交わされるなど、今までにない講演スタイルとその内容に参加者は傾聴し熱気を帯びた。