車検フランチャイズチェーン（ＦＣ）を展開する速太郎本部（広島市西区・高木芳郎社長）は１１月１５日、広島市中区のリーガロイヤルホテル広島で「第２１回『車検の速太郎』全国オーナーコンベンション」を盛大に開催した。ＦＣ加盟店オーナーら５０社５１人が参加、本部による方針説明や新規加盟店紹介、平成28年の年間表彰の発表などを行い、本部とＦＣ加盟店の一体感を高めた。

　冒頭の挨拶で高木社長は「今年４月、ホールディング（ＨＤ）制とし、速太郎本部の社長に就任しました。東西、２つのエリアに分け、それぞれの担当者を設けましたが、今後はもっとエリアを細分化し、きめ細かい加盟店フォローをしていきたいと考えております。そのためには本部スタッフ育成が急務だと考えております。また、来年は集合研修をのべ４１回予定しており、加盟店フォローをさらに充実させていきます。新規加盟店開発においては、主に東日本エリアに注力し、２０２０年までに２００店舗体制を目指します。本部組織を強化し、新規加盟店開発と加盟店フォローを推進していく所存です」と話した。

　速太郎ホールディングスの関口速人会長は自動車流通新聞の取材に対し「スタッフの努力で、素晴らしいコンベンションを開催でき、私自身も感動した。昨年１００店舗を達成したが、新体制で新たな目標にチャレンジしてほしい」と話した。

　コンベンションではタレントの山田雅人氏を迎えて特別講演会を行った。「山田雅人　かたりの世界」と題した講演では、同氏の「かたり（語り）」の世界を存分に堪能した。