ＪＵ福岡（福岡県古賀市・徳永正義理事長）は８月１９日、「オールディーラー協賛オートオークション（ＡＡ）」を開催した。お盆休み明けの開催となったが、出品台数は今期２番目の高水準となる１３４７台に上り、秋商戦に向けた小売りダマ確保のため、バイヤーの活発な応札が支えた結果、成約率も７割を上回る７０．１％の高率を記録する活況となった。

　セリ開始前のセレモニーでは、徳永理事長や山村恭生流通委員長ら執行部メンバーが整列し、来場会員や出品ディーラーへの謝意を表した。

　同組合は、同日より１２月２日までのＡＡ１６開催を対象とした「ＪＵ福岡オークション旅行キャンペーン」をスタートした。韓国・釜山１泊２日のペア旅行を上位５０社にプレゼントするもの。期間中のポイントは入場や出品、成約、落札の各項目で加算していき、累計ポイントの上位５０社が対象となる。

　山村流通委員長はセリ開始前の挨拶で「このロングランキャンペーンなどを通じて、年末の周年記念ＡＡに向けて、ガンガン盛り上げていきます。活発なご参加をお願いします」と話した。同キャンペーンを通じて、出品・落札を活発化させるとともに、来場ポイントも加算することから、来場促進にも期待がかかる。

　同組合では今期、通常ＡＡを極力減らし、毎週のようにイベントを展開することで、会員の来場促進につなげている。会員が毎週集うＡＡ会場とし、出品、落札の活発化を進めるとともに、会員間の交流の場として、ＡＡ会場の存在意義を高めている。

　９月のＡＡ開催では、ほぼ各週ともイベントＡＡを展開する中、９日には「ＭＡＡ九州ジョイントＡＡ」、２３日には「ＪＵ佐賀・ＪＵ長崎ジョイントＡＡ」を開催する予定。