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【トップインタビュー】 ロジコ・飯島佳晴社長に聞く

  • ロジコ・飯島社長 ロジコ・飯島社長

物流商社を目指しお客様が喜ぶサービスを提供していく

 陸送会社として自動車流通をサポートするロジコ(東京都新宿区)飯島佳晴社長。2月1日よりロジコ子会社のユニケット社によるLUM(ラム)入札会(Logico Universal Market入札会)を開始した飯島社長に、LUM入札会と今後のロジコ社の展開について聞いた。(聞き手齊藤寛英)

■LUM入札会運営の経緯は
 ロジコは住友三井オートサービスのグループ会社であるスペイス・ムーブ社主催の入札会のリース満了車の搬入と会場内での構内作業等の業務委託を受け、会場運営を行っていた。
 入札会事業を継続発展させるためには、さらに出品落札車両を増やす必要がある。これまでは出品車の大半が住友三井オートサービスの車両。他のリース会社の車両を受け入れることは現実として困難であり、リースの出品車両を今以上に増やすことは難しい。結果、ここから発展していくのであればスペイス・ムーブ社が自社で運営するより別の会社が運営した方がより発展できるであろうという判断のもと当社が運営することになった。元々、当社スタッフが会場運営の大半を行っており、その経緯も含めて現状を維持しながらより発展できる可能性を住友三井オートサービスに汲んでいただき新会社・ユニケット設立に至った。

■現状の入札会実績は
 現在、入札会の出品台数は、約4万5000台、成約率は90%以上。まずは、出品5万台を目指したい。出品構成は、リースアップ・レンタカーの乗用・商用3ナンバー・5ナンバーサイズが約95%、残りの約5%がトラックとなっている。
 現在は、会場数は14拠点。バイヤーは全国で約500社。今までは入札会方式であり、クローズ的な環境であったが、今後は出品台数、バイヤー共に増やしていきたい。

■入札会の今後の展開は
 まずは今の入札会を発展させていく。そのために新規の出品店、落札店を募っていく。現在は入札会だが、将来的にはオークション形式も取り入れていければと考えている。入札会の良さもあるが、オークションの競り上がりの良さもある。実際にバイヤーの方からもそのようなリクエストをいただいている。将来的には入札会とオークションの両立ても考えている。バイヤーは買いたいものを本当に買えるオークションが、リース会社は残価判断や相場を把握する意味でも入札会が有効な手立て。両者の要望を汲み入れ入札会とオークションの双方の良い部分を残しつつ取り組んでいければいいと考えている。

■ロジコグループとしての展開は
 ロジコは物流商社を目指している。子会社のユニケットはオークションやモノの仕入ができるセリ市場の運営を行う。他にもロジコは商品化センターとしてモノの修復・保管・物流・登録・通関・検査の一連の業務を請け負える体制を整えていきたい。
 その中で現在、物流商社を目指し想い描いていたものが大分、形になってきた。これを今年は成長させていく。今は関連会社が全部で6社。それが個々に成長してその成長がグループにシナジーをもたらすような成長を目指してやっていきたい。まず前半はユニケットの立ち上げをしっかりやること。また、トライアルで取組んでいる商品化センターの成果を出していきたい。
 ロジコに頼めば、ワンストップで全部のサービスが受けられる会社にしたい。付加価値の高いサービスを提供し、黒子としてお客様の利便性を高めお客様が喜んでいただくことを行っていく。

■プロフィール
飯島佳晴(いいじまよしはる)
昭和38年10月14日生、東京都出身、
趣味:ゴルフ・読書
座右の銘:意思あるところに道あり。

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