ＪＵ埼玉（さいたま市岩槻区・薄辰美理事長）は「マイナンバー制度対策セミナー」を９月１５日、ＪＵ埼玉会館にて開催した。同商組は以前から、会員の販売支援・スキルアップ向上を目的に、研修会を定期的に実施し、販売や実務に役立つテーマを取り上げ、会員を支援している。

　セミナー開催に先立ち挨拶に立った薄辰美理事長は「マイナンバー制度は１０月に個人個人に１２桁の番号が配布され、2016年１月から施行されることになっている。我々中小企業としては、従業員の対応や税金の問題など全てこの制度が絡んでくる。個人情報の取扱としても非常に重要になってくる。不慣れな状況の中の制度なので、様々な角度から学んでいただけるよう本セミナーを企画させていただいた。少しでも皆様へのご支援ができればと考えている」と述べた。

　当日のセミナーには約50名が参加。同セミナーでは三井住友海上経営サポートセンターより講師として齋藤英樹課長を招き、その内容と制度が導入されることにより、経営者や業務にどのような影響を及ぼすかについて説明がなされた。また、同制度の導入により、整えておくべき社内体制や中小企業に求められる実務対応など実例を交えながら詳細に解説されるなど大変有意義なセミナーとなった。

　次回は「ＪＵ埼玉青年部主催研修会」を９月１８日（金）１３時３０分より開催。また、９月２４日（木）にはＪＵ「ＣＳ基礎研修」を１３時３０分より開催する。「ＣＳ基礎研修」は今年度中にもう一度開催する予定であり、今後も継続的に行い会員を支援する。