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8月鉄スクラップ市況情報

  • 鉄スクラップ価格推移 鉄スクラップ価格推移

価格弱含み基調のまま月末迎える

 日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は9月1日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。

 8月の国内鉄スクラップ相場は、6月より継続する軟化傾向に歯止めがかからず月間を通して下落した。関東地区の月末のH2価格水準は、2万500~2万1000円レベルにあり、月初比2000円方値下がりしている。

 この背景にあるのは、中国に端を発する世界同時株安、それに伴う急激な円高、さらには鋼材価格の下落等、鉄スクラップを取り巻く環境が一段と悪化したことが挙げられる。鉄スクラップの輸出も、6、7月には販売好調であったベトナム、台湾向けに飽和感が出てきて頭打ちとなったのに加え、韓国も米国産、ロシア産を含め当面の手当てができたことから購買意欲は低く、成約可能なFOB価格も日本国内価格より低くなっている。

 丸棒を中心とした国内の電炉鋼材製品の値下がりも表面化してきており、大手電炉メーカーのお盆休み明け以降の鉄スクラップ建値の下げも重なり、市中の鉄スクラップ流通量は冴えないものの、価格弱含み基調のまま月末を迎えている。

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