大阪モーターサイクルショー2015
若年層取り込みへ『若割U22』導入
西日本最大のオートバイ総合イベント「第31回大阪モーターサイクルショー2015」(主催=一般社団法人日本二輪車普及安全協会近畿ブロック)が3月20~22日の3日間、大阪南港のインテックス大阪で開催された。出展者数、車両展示台数ともに前回展を上回り、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用した集客や若年層向けの特別割引券の導入などにより、来場者数も前回実績を大きく上回る5万7754人を集め、会場内は熱気に包まれた。
今回の開催テーマは「CLUBモーターサイクル」。オートバイを通じて仲間と一緒に楽しい時間を過ごしたり、情報を共有できるクラブ活動のような「場」になりたいという思いが込められている。中でも高校生無料(前回展は中学生以下無料)を打ち出したほか、18~22歳向けの特別割引当日入場券「若割 U22」も導入し、若年層の来場を促進した。
スズキとホンダ、ヤマハ、カワサキの国内4メーカーが揃って出展したほか、輸入車インポーターや関連団体、部品・用品メーカーなどが多数出展した。各メーカーの出展ブースでは、有名ライダーらを招いたトークショーなどを開催し、モータースポーツファンも多数詰めかけた。
また、プロトコーポレーション協力による企画展示コーナー「カスタムカーワールド」など、幅広い出展があり、出展者数は前回を2社・団体上回る140社・団体に、車両展示台数も17台増の309台にスケールアップして開催した。バイクフォーラムや観光ステージ、子どもや女性向けの企画など、幅広い年齢層に向けた各種企画で、イベントを盛り上げた。
初日のビー・エム・ダブリュー社ブースでは、著名なカスタムビルダーの河北啓二、永井健次両氏が作り上げた大型スクーター「K1600GTL」のカスタム車両を初公開する記者発表イベントも開催し、来場者を楽しませた。河北氏は84年ホットドック・カスタムサイクルズをオープン。主にハーレーダビッドソンのカスタムを手がけ、数々のカスタムショーに出品しているビルダー。永井氏は1990年にショップをオープン。ケンズ・ファクトリーとして国内のカスタムショーで数多くの賞を手に入れるとともに、現在はアメリカに「ケンズ・ファクトリーUSA」もオープンさせ、そこでラインアップされるアルミ削り出しパーツは高品質かつハイセンスなパーツとして知られる。
一般出展では、2輪、4輪を問わず幅広いパーツを提供する寺本自動車商会(大阪府大東市・寺本和史社長)がワンウェイバルブ「T‐REV」などを展示した。T‐REVをはじめ、同社ではレースシーンで培ったノウハウを一般ユーザーの実用走行域までフィードバックし、快適性、燃費性能を高めるパーツを多く扱う。T‐REVはモータースポーツ界で一般的な技術。クランクケース内を減圧することでエンジンフィールを軽くしたり、アクセル開閉に対してスムーズなフィーリングが得られ、燃費向上にもつながる。自身もプロライダーで商品開発に携わる寺本幸司氏は「機能パーツとして確実に体感でき、乗りやすく楽しくライディングしていただけるはず。アクセル開で立ち上がりからのフィーリングが軽くなり、アクセル閉でもスムーズ。ツーリングなどで、アクセル開閉によるギクシャクしたフィーリングを無くし、ライダーの身体への負担も軽減できる」と、効果を説明する。
T‐REVは、2輪、4輪ともに幅広い車種に対応する。同社では、西日本地区を中心に、無料体感イベントを展開中で、同社インターネットホームページでイベントスケジュールを掲載している。
会場敷地内では、2015ニューモデル試乗会も開催し、参加型イベントとしても盛り上がった。
翌週の3月27~29日の3日間は、同様の2輪車ショー「東京モーターサイクルショー2015」が開催された。3日間で13万2249人が来場するなど、大阪と同様に大盛況となった。
今回の開催テーマは「CLUBモーターサイクル」。オートバイを通じて仲間と一緒に楽しい時間を過ごしたり、情報を共有できるクラブ活動のような「場」になりたいという思いが込められている。中でも高校生無料(前回展は中学生以下無料)を打ち出したほか、18~22歳向けの特別割引当日入場券「若割 U22」も導入し、若年層の来場を促進した。
スズキとホンダ、ヤマハ、カワサキの国内4メーカーが揃って出展したほか、輸入車インポーターや関連団体、部品・用品メーカーなどが多数出展した。各メーカーの出展ブースでは、有名ライダーらを招いたトークショーなどを開催し、モータースポーツファンも多数詰めかけた。
また、プロトコーポレーション協力による企画展示コーナー「カスタムカーワールド」など、幅広い出展があり、出展者数は前回を2社・団体上回る140社・団体に、車両展示台数も17台増の309台にスケールアップして開催した。バイクフォーラムや観光ステージ、子どもや女性向けの企画など、幅広い年齢層に向けた各種企画で、イベントを盛り上げた。
初日のビー・エム・ダブリュー社ブースでは、著名なカスタムビルダーの河北啓二、永井健次両氏が作り上げた大型スクーター「K1600GTL」のカスタム車両を初公開する記者発表イベントも開催し、来場者を楽しませた。河北氏は84年ホットドック・カスタムサイクルズをオープン。主にハーレーダビッドソンのカスタムを手がけ、数々のカスタムショーに出品しているビルダー。永井氏は1990年にショップをオープン。ケンズ・ファクトリーとして国内のカスタムショーで数多くの賞を手に入れるとともに、現在はアメリカに「ケンズ・ファクトリーUSA」もオープンさせ、そこでラインアップされるアルミ削り出しパーツは高品質かつハイセンスなパーツとして知られる。
一般出展では、2輪、4輪を問わず幅広いパーツを提供する寺本自動車商会(大阪府大東市・寺本和史社長)がワンウェイバルブ「T‐REV」などを展示した。T‐REVをはじめ、同社ではレースシーンで培ったノウハウを一般ユーザーの実用走行域までフィードバックし、快適性、燃費性能を高めるパーツを多く扱う。T‐REVはモータースポーツ界で一般的な技術。クランクケース内を減圧することでエンジンフィールを軽くしたり、アクセル開閉に対してスムーズなフィーリングが得られ、燃費向上にもつながる。自身もプロライダーで商品開発に携わる寺本幸司氏は「機能パーツとして確実に体感でき、乗りやすく楽しくライディングしていただけるはず。アクセル開で立ち上がりからのフィーリングが軽くなり、アクセル閉でもスムーズ。ツーリングなどで、アクセル開閉によるギクシャクしたフィーリングを無くし、ライダーの身体への負担も軽減できる」と、効果を説明する。
T‐REVは、2輪、4輪ともに幅広い車種に対応する。同社では、西日本地区を中心に、無料体感イベントを展開中で、同社インターネットホームページでイベントスケジュールを掲載している。
会場敷地内では、2015ニューモデル試乗会も開催し、参加型イベントとしても盛り上がった。
翌週の3月27~29日の3日間は、同様の2輪車ショー「東京モーターサイクルショー2015」が開催された。3日間で13万2249人が来場するなど、大阪と同様に大盛況となった。