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メガディーラー直営AAとして、会員の様々なニーズに応える運営を 大阪日産AA

 大阪日産AA(大阪市此花区)は、2010年4月~12月の開催累計で出品1万1350台(開催平均325台)、平均成約率69%を記録した。

 2009年12月、投資ファンドの日本みらいキャピタルや日産自動車連結子会社の日産ネットワークホールディングスなどからなる持株会社「大阪カーライフグループ」(OCG)が、メーカー系列の日産プリンス大阪販売と、これまで同会場の親会社だった地場資本の大阪日産自動車を子会社化。昨年8月1日付で両社を経営統合し日産大阪販売が誕生した。これにより同会場は、これまでの地場ディーラー系列のAA会場から、売上高1000億円規模を誇る日本最大のメガディーラーによる実質的なメーカー直営AAへと経営を取り巻く環境が一変した。

 同会場は設立以来一貫して「輸出特化型会場」としての特性を存分に発揮し、オセアニアやアジア、アフリカ諸国などから海外バイヤーが多数訪れることで知られる。コンダクターの掛け声による手ゼリでの運営も堅持しており、相場を大きく越えた高値がつく場面も度々みられる。

 しかし、リーマンショック以降、中古車輸出が以前の勢いを取り戻すまでに至っていない状況を鑑み、低・中年式車の集荷に強く、輸出業者を主要ターゲットとする「輸出特化型会場」を前面に打ち出したこれまでの運営方針を転換し「メガディーラー直営によるAA会場」という特性をアピールすることで、輸出業者から小売業者まで幅広い購買層を想定した運営を行う。実際、昨年8月1日の経営統合以降、新車販売に伴う下取車として高年式のフーガやエルグランドなどが増加し、同会場に出品されるケースが増加しており、国内市場のデフレ傾向による低・中年式車への仕入れニーズと、富裕層をターゲットとした高年式車への仕入れニーズにも応えられるよう、品揃えの拡充を図っていく考え。

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