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第8回自動車リサイクラーズ国際会議 in 釧路で開催

  • 自動車リサイクラーズ国際会議風景 自動車リサイクラーズ国際会議風景
  • 挨拶する天明茂会長 挨拶する天明茂会長

――海外7ヵ国から合わせて250人が参加する

 全日本自動車リサイクル事業連合(天明茂理事長、略称=JARA)は10月2日から4日の三日間、北海道釧路市の釧路プリンスホテルにおいて第8回自動車リサイクラーズ国際会議(International Roundtable on Automotive Recycling)2014 in 釧路を開催した。

 同国際会議は2005年、自動車が関連する環境破壊、廃棄物問題など様々な課題を世界レベルでの解決を目指してベルギー・ブリュッセルで初めて催され、翌年の米国ラスベガス会議に次いで、2007年には東京で第3回目が開かれている。今回は米国、カナダ、EU、オーストラリア、中国、マレーシア、インドなど海外7ヵ国からの約50人を含めて総勢250人余の参加となった。特に自動車産業分野においても急成長を続けているインドから同国自動車工業会のリサイクル部門責任者と有力リサイクラーズが初の出席となったことは注目される。

 大会初日の2日は、招請元となったJARA副会長でもある高橋商会(高橋敏社長)の企業視察とKOBELCOマルチ解体機の操作実演の見学からスタート。

 翌3日午前9時からの開会式に引き続き各国代表が立って、自国あるいは地域(欧州)における自動車リサイクル問題での成功例や直面する課題について報告した。午後に入って円卓会議となり、第一部円卓会議を行ない①業界の基準づくりや資格制度、社会的地位向上について、②グローバルなアースフレンドリービジネスの創造についてなど話し合った。 
 
 最終日の4日は、前日に続く円卓会議第2部として、①国際自動車リサイクル事業連合について、②社会・環境に貢献するグローバルアクションについて――意見を出し合って終了した。また、大会に先立つ1日夜にはウェルカムパーティーが開かれて蛯名大地・釧路市長が歓迎のあいさつし、企業見学の後に実施されたJARAの夕べではチャリティーイベントなどで遠来の参加者をもてなした。
 
 開会式での天明理事長のあいさつ:第3回東京会議に続く日本での開催は大変な喜びです。この間に起きた東日本大震災では東北地区のリサイクラーが壊滅的な被害をうけましたが、世界各国からご支援を頂戴し感謝いたします。お陰様で東北の仲間は力強く立ち直ってきております。さて本会は、自動車がもたらした地球環境問題や自動車部品リサイクルの流通について地球規模で話し合い問題解決を目的としております。我が国は自動車リサイクル法が施行されて12年が経過、自動車リサイクルビジネスにおいても多くの有力企業が経営革新を進めている段階です。こうした状況は各国の皆様に参考になると考えます。また、相互の情報交換を通して自動車リサイクルの進化と業界発展に寄与することを願って止みません。

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