ＪＵ静岡は５月２６日に平成２６年度通常総会をホテルセンチュリー静岡で開催した。当日は静岡県議会議員や衆議院議員、参議院議員をはじめ中部運輸局の静岡運輸支局長など２９名の来賓を迎える開催となった。

　総会の冒頭、澤田会長が挨拶に立ち「厳しい経営環境が続いているが、青年部・執行部ともに結束を高め、収益は過去最高の昨年とほぼ同様の結果を残すことができた。ディーラーからの協力も大きかった。本年度も協力しあい、JU静岡に相応しい実績を積み上げていきたい」と述べた。

　続いて来賓者を代表して、衆議院議員総務副大臣上川陽子氏、衆議院議員宮澤博行氏、衆議院議員望月義夫氏らが祝辞を述べた後、JU中販連会長表彰としてとして、上林司課長が職員１０年勤続表彰を受けた。また、組合員功労者表彰では、自動車ローン事業（取扱高）、オークション出品台数、落札台数のそれぞれ上位５社が萩原通弘副会長より表彰状と記念品が授与された。

　次いで、議長選出後に規定された出席者数が確認され、計4議案が審議され全ての議案が滞りなく可決された。　

　商工組合からは、出品が３万６８１３台と過去最高となった前年とほぼ同数であり、成約率は過去最高となる５１％を記録したことが報告された。これを受け収益は４億２２００万円と前年度実績を大きく上回り、経常利益においても予算を４５６２９千円上回った。

　今年度においては、AA事業を中心に、ローン事業・封印登録事業・購買事業等、増収アップに心掛け、費用においては、常に費用対効果を意識し、予算管理の徹底を図り、創意・工夫・改善（改革）を怠らず、実践（行動）していくことを引き続きモットーとしていくことが報告された。

　また、平成２６年度のＡＡ事業計画は、通期において厳しい経営環境が続くものとして捉え、平成２５年度実績をわずかに下回る目標の出品３万３６７０台（３１４３台減）、成約１万５８１９台（３０３１台減）、成約率４７.２％（４.２％減）を設定し、これ以上を目指していく。本年度のAA事業では、①ディーラー会の拡充強化②営業体制の再構築③組合員への利用推進強化④ポス会員への利用拡大⑤バイヤー対策推進強化⑥検査体制の充実強化等を掲げ事業計画達成を目指す。