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大阪府下日産販社統合によりメガディーラー直営」の特色を伸ばす 大阪日産AA

 大阪日産AA(大阪市此花区)の経営環境が、大阪府下の日産販社の再編に伴って、変化を続けている。

 大阪府下の日産販社をめぐっては、地場資本の大阪日産自動車とメーカー直系の日産プリンス大阪販売を経営統合する目的で、持ち株会社の大阪カーライフグループ(OCG)が発足、昨年12月に両社はOCGの傘下企業となったのに続き、今年8月1日付けで両社が経営統合し日産大阪販売が誕生。両社を合わせた昨年の新車販売台数は約3万6000台、日本一のメガディーラーが誕生した。経営統合に伴い、大阪日産の子会社であった同会場も実質的にOCGの傘下企業となった。

 同会場は、長年にわたり輸出向け車の品揃えに定評があり、今や希少となった手ゼリ会場という特徴もあいまって、外国人バイヤーを中心に根強い人気を集めている。経営統合により、これまでの旧大阪日産からの下取車に旧日産プリンス大阪からの下取車が加わること、また、中古車管理センターが兵庫県伊丹市から同会場の隣接地に移転することにより、同会場に下取車が多数入庫することが期待される。

 同会場の吉岡末治社長は「エコカー補助金終了後の新車販売激減が影響し、経営統合によるAAへの大きな効果はまだ表れていないが、フーガの高年式低走行車など、従来はあまり見られなかった出品車が増えるなど、徐々に変化の兆しが見られている。当会場は長年にわたり、輸出向けの車両に強い会場という特色を発揮してきたが、今後は『メガディーラー直営の、小売向け車が仕入れられる会場』という特色を前面に打ち出した運営に努めたい」と抱負を述べている。

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