自動車ＴＶオークションを運営するオークネットのグループ会社であるオークサービス（東京都千代田区・佐藤正樹社長）は、車検ＦＣチェーン「車検の速太郎」を展開する速太郎本部（広島市西区・関口速人社長）と提携し、オークサービスの提供する顧客管理代行サービス「常連さん」のノウハウをもとに「車検の速太郎お客様サポート」を７月から共同開発していくことで合意した。

　オークサービスは自動車販売業者・整備事業者を中心に４年前から顧客管理のアウトソーシングサービス「常連さん」リピートアップサービスを開発・提供しており、現在は３２万人を超す自動車ユーザーの管理を受託している。今回、共同開発を進める「速太郎お客様サポート」は、速太郎の各ＦＣ店が行うＤＭやチラシ、電話など顧客に対する各種の案内業務を代行し、テレホンコールにより徹底した顧客管理を行うことで、各ＦＣ店の顧客に対するロイヤリティを向上させ、既存顧客の囲い込みをサポートする仕組み。

　「顧客に対するアフターフォロー、顧客データのメンテナンスなどの作業処理を包括的に請け負うため、大量の業務処理を効率よくシェアし、コストを大幅に抑えることが可能となり、すべての顧客に漏れのない徹底したアフターフォローを行うことが可能」としている。