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インタビュー IAA大阪 石橋浩社長 「1周年を迎え、徐々に手応え」

 IAA大阪(大阪府泉大津市)は11月10日、「IAA開設1周年記念AA」を開催した。

 同会場は昨年11月11日、前身のGNNオークションの事業を継承して再スタート。輸出向け車両を中心とした品揃えを特徴としている。1年間の運営実績は、総出品台数5万1838台、平均成約率45.8%。今回の1周年記念開催では1717台を集荷、51.4%が成約した。同社の石橋浩社長に聞いた。

―一年を振り返ると
 「文字通りゼロからのスタートとなったが、5万台を超える出品を記録することができた。会員をはじめ協力いただいた多くの関係者に感謝している。依然として経営環境は厳しいものの、少しずつだが手応えを感じている。民再(民事再生法)による再建途上で信用がない中、日産ディーラーコーナーやカーチスコーナーの定例化を図ることができたことについても、厚情に心より感謝している」

―中古車市場の今後は
 「メーカー系ディーラーは商品中古車の囲い込みを強めており、AA流通に供給されにくくなる傾向が進む懸念がある。レンタカーやカーシェアリングがより広まりをみせ、中古車市場に対して少なからず影響を及ぼすだろう。また、いわゆるエネルギー革命により電気自動車の比率が今後増していくだろう。そういった状況にどう対応していくか、難しい局面を迎えている」

―今後の取り組みは
 「経営の効率化を徹底し、低コストで運営する体制を構築していく。すでに正社員数は当初の3分の2となる20名程度にまでスリム化した。退職者には申し訳ない措置だったが、結果として経費削減を図ることができた。各担当者は一人何役も業務をこなし、仕事の能力が以前より上がってきているように感じる。今後、輸出特化という当会場の特徴を堅持しつつ、インターネットを活用した会員サービスの展開を模索していく。当社ではすでに『バザールネット』という、店頭在庫をワンプライス方式でネット販売するサービスが稼動しているが、AS‐NETなど他社が展開するサービスを含め、月間150台程度落札いただいている。2年目は収益の改善を進めつつ、月間あたりの出品台数は5000台、平均成約率50%を維持していきたい」

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