日本自動車販売協会連合会（東京都渋谷区・澤田稔会長　以下、ＪＵ中販連）は１１月２０日、「あのひと買い」を広く周知し、「中古自動車販売士」を一般ユーザーに知ってもらうことを目的に「ＪＵ あのひと ｏｆ ｔｈｅ Ｙｅａｒ ２０１２」に俳優の石田純一さんを受賞者として選定。同日都内で授賞式と受賞記念トークショーを開催した。

「ＪＵ あのひと ｏｆ ｔｈｅ Ｙｅａｒ」は、「あの商品を買うなら是非あの人から買いたい」と思わせる信頼できる販売員と同じ資質を兼ね備えた著名人を今年の「あのひと」として選出するアワード。今年は、石田純一さんが「あのひと」に求められる７つの資質・能力のうち５つの資質・能力で一位を獲得し、授賞となった。

授賞式では石田純一さんを「中古自動車販売士」“一日”広報部長に任命。石田さんは「日本の中古自動車販売は世界一。ワインであればソムリエに聞くように、販売士が加われば鬼に金棒」と「中古自動車販売士」をアピールした。

ＪＵ中販連では、商品価格などの「スペック」によらず、特定の信頼できる販売員（「あのひと」）から購入する購買行動を「あのひと買い」とし、どのような商品・サービスで「あのひと買い」しているのか、「あのひと」にはどのような資質・能力が求められているかを８月に調査。結果、「あのひと買い」の商品・サービスで最も多いのは「自動車」、「あのひと」に求める資質・能力は、上位から「誠実さ」、「信頼感・安心感」、「知識が豊富」となった。

ＪＵ中販連は、中古車購入時の「あのひと」を目指し、中古車販売に必要な知識・技術を持った販売員を認定し、ユーザーが安心して中古車を購入できるように「中古自動車販売士」制度を推進している。

トークショーではゲストに義父の東尾修さんを迎え、お互いの「愛車遍歴」を交えながら車への想いを語った。

中古自動車販売士として、どんなポイントに気をつけてお客様に車を勧めるかとの問いに、「中古自動車販売士」“一日”広報部長を務める石田さんは「車に乗ることで人生の充実感、幸福感をどういうふうに伝えることができるかがポイント。車はモチベーションや夢でもある。夢が実現していくお手伝いをしたい」と語った。