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評価点方式の新査定基準来年4月導入へ

  • あいさつに立つ大井篤理事長 あいさつに立つ大井篤理事長
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日査協、創立60周年式典を盛大に開催

 日本自動車査定協会(日査協、大井篤理事長)は7月23日、品川プリンスホテルで創立60周年の記念式典を盛大に開催した。式典には経済産業省や国土交通省をはじめ、自動車販売・流通業界の主要関係者が多数出席し、これまでの歩みを振り返るとともに、時代の変化に応じた査定制度のあり方について展望を語り合った。

 主催者あいさつに立った大井理事長は「中古自動車は1台ごとに状態が異なり、その価値を適切に評価することは消費者の利益を守るだけでなく販売店等の信頼を得る上でも非常に重要である」と述べ、全国約13万人の査定士の現場での努力が中古車流通の信頼を支えてきたと感謝の意を示した。一方で、オークション取引の拡大や海外需要の高まりなど、この60年で流通構造や価格形成のあり方が大きく変化したことに触れ、査定制度にも時代に即した進化が求められていると指摘した。同協会では60周年を機に査定基準の見直しを進めており、これまでの考え方を基礎としつつ、オークション等で広く用いられている評価点方式を取り入れた新基準を来年4月より導入することを明らかにした。

 式典では来賓による祝辞が相次ぎ、経済産業省製造産業局長の伊吹英明氏は、中古車査定制度の普及や査定士の育成を通じ中古車市場の健全な発展に大きく貢献してきたと称え、車両技術が高度化する中で査定の専門性は今後さらに重要になると期待を寄せた。国土交通省物流・自動車局次長の猪股博之氏は、健全な市場形成と取引秩序の確立への貢献に敬意を表し、登録手続きのDX推進や整備士の育成等に触れつつ、公平で信頼性の高い査定の社会的要請は増していると語った。日本自動車販売協会連合会会長の髙田靖久氏は、査定士資格制度の運用等を通じて業界全体のレベルアップを図ってきた実績を称賛し、自動車そのものが劇的な変化を遂げる中で第三者機関としての役割はますます重要になると述べた。

 乾杯の音頭をとった日本中古自動車販売協会連合会の塚田長志会長は、日査協の取り組みを参考にしながら業界の発展とユーザーからの信頼獲得に向けて全力で取り組んでいきたいと力強く呼びかけた。盛大な乾杯とともに、会場は歓談へと移った。60年の節目を迎え、技術革新や市場構造の変化に対応した新たな査定基準の導入へ舵を切る同協会は、信頼性の高い査定インフラの確立に向け新たな一歩を踏み出した。




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