COREDZ SALES
「液体内安定拡散」を実現、活用の幅を広げる
COREDZ SALES(東京都千代田区、辻謙治社長、コアーズセールス)は、カーボンナノチューブ(CNT)を使った鉛バッテリーの長寿命化を実現する製品「COREDZ」(コアーズ)の販売を手がける。
同製品は、鉛バッテリーの寿命を長持ちさせるということで、自動車やフォークリフト、船、トラクターなど幅広い領域で活躍し、のべ500社、1万台以上の導入実績がある。鉛バッテリーの寿命が延びることで、コストやCO2排出量の削減につながる。また、鉛バッテリー廃棄時に発生する鉛汚染、鉛中毒の抑止にもつながり、環境、健康問題に配慮することができる。
現在、食品やタイヤメーカー、物流、リース会社などのモビリティ領域で導入実績があり、今後は蓄電池やサーバーなど、活用の幅を広げる計画だ。同製品は2014年に誕生した。同社は25年10月に設立し、本格的な普及を目指している。
■世界初、カーボンナノチューブ(CNT)の安定分散を実現
同製品は、CNTの「液体内安定拡散」という技術を実現した。同製品を鉛バッテリー液に拡散すると、CNTが電極をコーティングし、鉛バッテリーの長寿命化、放充電性能の向上、劣化したバッテリー機能の再生を実現する。
CNTは炭素で構成するナノメートルサイズの筒状の物質で、高電流密度耐性、熱伝導性に優れる。従来の類似製品では、CNTが液体の中で沈殿し、バッテリーの電極にうまく吸着しないことが課題だった。同製品は、CNTが沈殿せず、液体の中で「安定分散」することで、バッテリーの電極に均等に吸着する。これにより、鉛バッテリーの性能を安定させ、長寿命化、劣化バッテリーの機能再生を可能にした。
同社の実験では、10年以上バッテリー寿命が伸びるケースもあるという。ただ、既に壊れているバッテリーには使用できない。
辻社長は「循環型のエコ社会を実現するだけでなく、世界中で問題となっている鉛汚染問題の解決も後押ししたい。この事業を通じて多くの人を救い、未来に幸せをつないでいく」と、意欲を燃やす。
■世界中では子ども3人に1人が「鉛中毒」に
「子供約3人に1人が鉛中毒に」―。ユニセフの2020年の発表によると、全世界では子供約3人に1人、最大8億人が鉛中毒による健康被害を受けているという。鉛は脳へ損傷を与え、神経学的、認知的、身体的な障害を引き起こす。鉛バッテリーの廃棄や、誤ったリサイクル方法により、汚水が土壌へ浸食し、鉛中毒につながる。
辻社長は、大量に破棄され、正しくリサイクルされないことを指摘する。「バッテリーをより長く使うことで、世界中の子供たちを救うことができる」(辻社長)と、未来を見据える。
■循環型社会を目指して
同製品は現在、自動車やフォークリフト、船、トラクターなどのモビリティ領域で活用している。「将来的には、蓄電池やサーバーなど、様々な領域へ活用の幅を広げていき、環境、健康へ配慮した循環型社会を実現したい」(辻社長)と、展望を語る。25年9月、蓄電池、サーバーでの活用を見据え、大手電力会社と共同研究を開始した。
同製品は、公益財団法人自動車技術会(JASE)へ論文を提出している。JSAE2024春季大会では、優秀講演発表彰を受賞した。
■企業情報
COREDZ SALES
https://www.coredz-sales.com/
同製品は、鉛バッテリーの寿命を長持ちさせるということで、自動車やフォークリフト、船、トラクターなど幅広い領域で活躍し、のべ500社、1万台以上の導入実績がある。鉛バッテリーの寿命が延びることで、コストやCO2排出量の削減につながる。また、鉛バッテリー廃棄時に発生する鉛汚染、鉛中毒の抑止にもつながり、環境、健康問題に配慮することができる。
現在、食品やタイヤメーカー、物流、リース会社などのモビリティ領域で導入実績があり、今後は蓄電池やサーバーなど、活用の幅を広げる計画だ。同製品は2014年に誕生した。同社は25年10月に設立し、本格的な普及を目指している。
■世界初、カーボンナノチューブ(CNT)の安定分散を実現
同製品は、CNTの「液体内安定拡散」という技術を実現した。同製品を鉛バッテリー液に拡散すると、CNTが電極をコーティングし、鉛バッテリーの長寿命化、放充電性能の向上、劣化したバッテリー機能の再生を実現する。
CNTは炭素で構成するナノメートルサイズの筒状の物質で、高電流密度耐性、熱伝導性に優れる。従来の類似製品では、CNTが液体の中で沈殿し、バッテリーの電極にうまく吸着しないことが課題だった。同製品は、CNTが沈殿せず、液体の中で「安定分散」することで、バッテリーの電極に均等に吸着する。これにより、鉛バッテリーの性能を安定させ、長寿命化、劣化バッテリーの機能再生を可能にした。
同社の実験では、10年以上バッテリー寿命が伸びるケースもあるという。ただ、既に壊れているバッテリーには使用できない。
辻社長は「循環型のエコ社会を実現するだけでなく、世界中で問題となっている鉛汚染問題の解決も後押ししたい。この事業を通じて多くの人を救い、未来に幸せをつないでいく」と、意欲を燃やす。
■世界中では子ども3人に1人が「鉛中毒」に
「子供約3人に1人が鉛中毒に」―。ユニセフの2020年の発表によると、全世界では子供約3人に1人、最大8億人が鉛中毒による健康被害を受けているという。鉛は脳へ損傷を与え、神経学的、認知的、身体的な障害を引き起こす。鉛バッテリーの廃棄や、誤ったリサイクル方法により、汚水が土壌へ浸食し、鉛中毒につながる。
辻社長は、大量に破棄され、正しくリサイクルされないことを指摘する。「バッテリーをより長く使うことで、世界中の子供たちを救うことができる」(辻社長)と、未来を見据える。
■循環型社会を目指して
同製品は現在、自動車やフォークリフト、船、トラクターなどのモビリティ領域で活用している。「将来的には、蓄電池やサーバーなど、様々な領域へ活用の幅を広げていき、環境、健康へ配慮した循環型社会を実現したい」(辻社長)と、展望を語る。25年9月、蓄電池、サーバーでの活用を見据え、大手電力会社と共同研究を開始した。
同製品は、公益財団法人自動車技術会(JASE)へ論文を提出している。JSAE2024春季大会では、優秀講演発表彰を受賞した。
■企業情報
COREDZ SALES
https://www.coredz-sales.com/


