ヤマトカーセンター
「JUテントリ」はJU加盟店に有効な経営支援ツール、各商組の流通事業活性化にも活用し組織強化へ
山口県下松市で1981年に開業したヤマトカーセンター(大和拓也社長)は、地域住民の「生活の足」とも言える軽乗用車を中心に、約30台を展示、自社サービス工場を活用したアフターサービス充実やリースを含む新車販売など、地域に根差した営業展開で、カーライフをサポートする。大和社長はJU山口の会長・理事長(小売振興委員長兼務)を務め、JU中国四国連絡協議会(上田純二会長、JU中四国)においては、流通委員長を務める。JU山口AA(防府市)では、共有在庫「JUテントリ」を活用した映像出品コーナーも展開、以前から展開する「展示車映像コーナー」と合わせ、会員のニーズに合わせた映像出品にも早期から取り組んでいる。 (室田一茂)
■「展示車映像コーナー」をJU山口AAでは以前から積極展開
JU山口事務局が出張検査を行い、会員の展示車両を映像出品するのが「展示車映像コーナー」だ。JU山口AAでは、手ゼリから独自のシステムに移行するなど、AA事業活性化に向けた先進的取り組みを歴代理事長が推進、当時のJU系ではあまり一般的ではなかった映像出品コーナーなどにも積極的に対応してきた。
■「JUテントリ」+「展示車映像」の新コーナーも定期的に実施
「JUテントリ」の掲載車両の情報を引用する「展示車映像(テントリ)コーナー」は、JU中四国のイベント開催時に行い、現在のところはJU香川(岡隆夫理事長)からの映像出品を特設コーナーでセリにかけている。JU香川がヤードを用意し、成約した場合はそのヤードで出品車両を受け渡す仕組みだ。出品店はお店に展示している車両を共有在庫「JUテントリ」に掲載、その情報を引用して「展示車映像(テントリ)コーナー」に遠隔地から映像出品する。売れた場合のみ、展示車をヤードに持ち込むので「ヤードに搬入し出品したが、流札して持ち帰る」という大きな手間から解放され、ストレスなく出品することができる。JU山口AAのセリにかけられるが、香川県内や四国の隣県などからの応札で成約するケースも多く、AA会場を持たない商組がこうした出品形態を活用することは大変有効だ。
「陸送問題が顕在化する中、遠隔地でのAA取引においては、大変有効な手段。事務局の人数が少ない商組でも十分に対応できる。JUならではの独自の流通手段を活用し(現在展開中の)JU香川だけでなく、各商組の活性化につなげられたら」(大和社長)と、大きな期待を寄せる。店頭に置きながら、効率的に販売チャンネルを増やす手段として「JUテントリの活用は呼びかける。
■「小売り」と「業販」の双方でJU加盟店を支援
今年は、中古車小売りの市況が芳しくないという声も多く聞かれる。こうした中「小売りが動かない厳しい市場環境下で、共有在庫は業販で自社の在庫車を回転させるとても良いツール。小規模店ほど利点が多い。JU系AAなどでの落札車両の場合は、評価点なども引用でき、事前に検査された車両は成約にもつながりやすい。中古車小売り強化と並行して盛り上げていき、組合事業の活性化につなげていければ」と、商組の各両事業を活性化させる原動力として「JUテントリ」への期待度は高い。
一方でJU山口では「検査員技能検定3級」の資格取得について、青年部会メンバーを中心に促している。「JU適正販売店」「中古自動車販売士」などのJU独自制度と合わせ、JUブランド強化のため、各会員が資格を持つことの重要性を説く。
■「展示車映像コーナー」をJU山口AAでは以前から積極展開
JU山口事務局が出張検査を行い、会員の展示車両を映像出品するのが「展示車映像コーナー」だ。JU山口AAでは、手ゼリから独自のシステムに移行するなど、AA事業活性化に向けた先進的取り組みを歴代理事長が推進、当時のJU系ではあまり一般的ではなかった映像出品コーナーなどにも積極的に対応してきた。
■「JUテントリ」+「展示車映像」の新コーナーも定期的に実施
「JUテントリ」の掲載車両の情報を引用する「展示車映像(テントリ)コーナー」は、JU中四国のイベント開催時に行い、現在のところはJU香川(岡隆夫理事長)からの映像出品を特設コーナーでセリにかけている。JU香川がヤードを用意し、成約した場合はそのヤードで出品車両を受け渡す仕組みだ。出品店はお店に展示している車両を共有在庫「JUテントリ」に掲載、その情報を引用して「展示車映像(テントリ)コーナー」に遠隔地から映像出品する。売れた場合のみ、展示車をヤードに持ち込むので「ヤードに搬入し出品したが、流札して持ち帰る」という大きな手間から解放され、ストレスなく出品することができる。JU山口AAのセリにかけられるが、香川県内や四国の隣県などからの応札で成約するケースも多く、AA会場を持たない商組がこうした出品形態を活用することは大変有効だ。
「陸送問題が顕在化する中、遠隔地でのAA取引においては、大変有効な手段。事務局の人数が少ない商組でも十分に対応できる。JUならではの独自の流通手段を活用し(現在展開中の)JU香川だけでなく、各商組の活性化につなげられたら」(大和社長)と、大きな期待を寄せる。店頭に置きながら、効率的に販売チャンネルを増やす手段として「JUテントリの活用は呼びかける。
■「小売り」と「業販」の双方でJU加盟店を支援
今年は、中古車小売りの市況が芳しくないという声も多く聞かれる。こうした中「小売りが動かない厳しい市場環境下で、共有在庫は業販で自社の在庫車を回転させるとても良いツール。小規模店ほど利点が多い。JU系AAなどでの落札車両の場合は、評価点なども引用でき、事前に検査された車両は成約にもつながりやすい。中古車小売り強化と並行して盛り上げていき、組合事業の活性化につなげていければ」と、商組の各両事業を活性化させる原動力として「JUテントリ」への期待度は高い。
一方でJU山口では「検査員技能検定3級」の資格取得について、青年部会メンバーを中心に促している。「JU適正販売店」「中古自動車販売士」などのJU独自制度と合わせ、JUブランド強化のため、各会員が資格を持つことの重要性を説く。