日本中古車輸出業協同組合（ＪＵＭＶＥＡ：東京都品川区、佐藤博理事長）は９月２５日、「組合講習会」を都内のホテルにて開催した。

　同講習会は海運や輸出先国の情勢など輸出事業に精通した同組合員の５名が講師を務めた。講師の知識と見識、また詳細な報告内容に参加者は輸出の現状について大きな学びを得る機会となり、好評を博した。

　開催に先立ちあいさつに立った佐藤理事長は「ＪＵＭＶＥＡが発足し２５年になるが、その間、国を決めて市場調査に行っていた。しかし、コロナ禍に見舞われ市場調査をできない中で、組合員の皆様に何かできることはないかと考え、今回の講習会開催に至った。組合として皆様のご商売のお役に立ちたい」と話した。　
　続けて「講習会はその道の専門家にお願いしている」と述べ講師と題目を紹介した。
　最後に「国内自動車業界のマーケットは縮小傾向にある。我々の中古車輸出業は皆様もご承知のとおり昨年に約１５５万台と過去最高となった。今年も昨年をまだ上回っており、毎年右肩上がりが続いている。中古車輸出だけは伸びており将来性のある業界であるとメディアに向けて発信している。皆様も中古車輸出に期待をもって個性豊かな専門家の方々の話に耳を傾けていただきたい」と述べた。