グーネット自動車流通

メニュー

バディカ書籍案内

【2024年 年頭所感】シティライトグループ 代表取締役社長 丸山 明

各事業やスポーツを通じ、自動車流通活性化と地域社会に貢献

 新年あけましておめでとうございます。
 旧年中にお世話になりました皆様方に、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 昨年を振り返りますと、ロシアによるウクライナ侵攻が長期化していることに加え、中東情勢が悪化するなど海外情勢においては一段と緊張感が高まる一年となりました。
日本経済においては日米の金利差を要因として急速に円安が進行したことや、新型コロナウイルス感染症の分類が5類へ移行したことで、旺盛なインバウンド需要を取り込むことが出来ました。一方では資源高を背景に中小企業の収益を大きく圧迫した結果、物価上昇が賃金の伸びを上回るペースで進み、個人消費回復の足かせとなりました。

 この様に混沌とした一年でありましたが、スポーツの世界では、WBCにおいて日本が3大会ぶりに優勝したことや、男子バスケットボールがアジア1位となり、パリ五輪出場権を獲得したことなど、大いに勇気づけられたことも印象的でした。

 自動車業界に目を向けますと、コロナ禍の終息と半導体不足の緩和により自動車の生産と販売の両面において回復基調となりました。国内の自動車生産台数はおよそ880万台、新車販売台数におきましてもおよそ480万台となりコロナ禍前の水準に近年では最も近づきました。

 一方足元では、物価の高騰が続いており、更には「エコカー減税」や「環境性能割」の減税基準も段階的に引き上げられており、自動車ユーザーを取り巻く環境が厳しくなる中、需要への影響も懸念されます。

 中古車業界では、新車供給の平準化に伴って中古車流通も活性化され市場のタマ不足も解消に向かっています。海外輸出に目を向けますと、ロシア向け輸出に規制がかかったことによって輸出の落ち込みを懸念しておりましたが、円安に支えられ過去最高水準レベルとなりました。
中古車販売では、昨年10月から「支払総額」での表示に統一することが義務化されました。業界全体では様々な不祥事が発生しましたが、これらを契機として自浄作用が強く働くことに期待しており、弊社としましてもお客様から業界全体の信頼回復に全力で努めて参る所存です。

 弊社では昨年、輸入車ディーラー事業を本格始動いたしました。DSオートモビルの正規販売店「DS Store岡山開設準備室」を構え、新店オープンに先駆けてブランドの浸透を図りました。今春には中四国エリア初出店となるDSショールームがグランドオープンする予定となっており、国内最大規模のDS取扱拠点としてブランドの世界観を発信していきたいと考えております。弊社の既存インフラを活かしながら事業領域の拡大を目指しつつ、瀬戸内経済圏を中心とした中四国エリアへの展開をシティライトグループで一手に担って参ります。

 AA事業におきましては、厳しい市場環境下でありましたが、LAA二会場とサテライト会場において、会員様の安心と安全なセリの環境整備を心掛けました。おかげさまで多くの会員様に足を運んでいただき、皆様のご協力に心より感謝申し上げます。LAA岡山会場におきましては、20周年の節目を迎えることができ、これも偏に会員の皆様による日頃からのご愛顧のおかげです。

 昨年の開催実績は出品台数が16万台(前年比+120.5%)、成約台数は8万台(前年比116.5%)の実績となり昨年を上回りました。昨年から本格稼働した「サテライト香川」を加えたサテライト3会場体制が軌道に乗り、より広域なエリアで会員様の利便性の向上を図れたこと、また会員様との良好な関係性を一段と確立できた結果だと思料しております。

 今後も会員様のニーズに対応しビジネスチャンス拡大に努めるとともに、地域に密着したAA運営を心掛け自動車流通の活性化に貢献します。

 今後も変化する自動車業界のなかで、シティライトグループは、安心してご利用いただける店舗運営を心掛け、また、スポーツを通じて、各地域の皆様との関係性を大切に地域に貢献できる企業運営に努めて参る所存です。

 本年におきましても、引き続きシティライトグループの活動にご理解とご協力をお願い申し上げますとともに、皆様方にとって新年が健全で実りある年となりますように、心からご祈念申し上げまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

オークション

企業・団体

店舗情報

ひと

コラム

相場・統計

新製品

新車ランキング

中古車ランキング

整備

板金