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【2024年 年頭所感】KCAAグループ 代表取締役社長 大峰 高

目まぐるしい変化に対応しながら、中古車流通活性化に貢献

 皆様、新年明けましておめでとうございます。

 令和6年の元旦を迎えるにあたり、業界関係者の皆様に、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。本年も引き続き、KCAAグループのオートオークション5会場(福岡、南九州、山口、京都、南九州2nd)並びにグループ各社への温かいご愛顧を賜りますよう、改めて宜しくお願い申し上げます。

 昨年は、春先以降「コロナ禍」から大きく転換したことにより、社会情勢は大きく変化致しました。全国各地には、諸外国から訪れた観光客の姿も目立つ様になってまいりました。とりわけ「円安」が進行する中、為替レートによるお得感と日本固有の魅力的かつ豊富な「観光資源」が外国の皆様には魅力的に映っているのではないでしょうか。
ただ、一方ではロシアによるウクライナへの軍事侵攻やイスラエル情勢の悪化など、国際的懸念材料も多く存在しているのは事実です。こうした中で、われわれの業界に大きな影響を与えているのは、上記の軍事侵攻への制裁措置である日本政府によるロシアへの輸出規制かと思われます。施行された8月頃からロシアへの輸出台数が激減するなど、大きな不安要素になっておりましたが、年末にかけての輸出情勢に目を向けますと、モンゴルや韓国、アラブ首長国連邦(UAE)などを介した輸出の動きも見られるなど、実質的なロシアへの中古車輸出は、堅調に推移したと見ることができます。こうした動きもあり、2023年(令和5年)暦年での中古車輸出台数は過去最多の160万台水準を記録しました。中古車輸出市場や国内小売り市場の動向は目まぐるしく変化する一年でした。

 こうした中で、大手販売店による不正問題の発覚なども業界に対する消費者の「目」を厳しいものにさせました。業界を挙げて、「安心」と「信頼」を訴求し、業界全体の健全化を推進していかなければなりません。

 KCAAグループ5会場におきましては、各会場長を中心とした現場が一体となった組織作りが進み、会場スタッフが常にお客様のご商売に役立ち、喜んでいただけるようなAA会場を目指しながら、全社が一丸となって努力を重ねてまいりました。

 弊社グループでは本年も引き続き、会員の皆様のご商売に役立つ環境の提供、利便性の向上などに努めてまいります。もちろん、本年は特に「安心」「安全」という最大の使命にも真摯に取り組んでまいります。

 会員の皆様のビジネスチャンス拡大につなげるべく、現車会場としてのセリ環境の整備を推進するとともに、自社ネット「四輪牧場」の充実を図ってまいります。

 「四輪牧場」は、会員の皆様のAA取引の利便性を高める手段として、KCAAグループ会場におけるAA外部応札を支えています。多くの中古車輸出事業者様にもご入会いただき、大いにご活用いただいているところです。KCAAグループ会場のある西日本エリアはもちろん、全国各地から活発な「売り」「買い」の集まるAA取引を通じ、国内の中古車流通市場活性化に貢献してまいります。

 最後になりますが、令和6年の新しい年が、皆様にとって、一層の発展・飛躍の年となりますよう、心からお祈り申し上げます。また、皆様と社員、家族の全ての関係者の皆様が健やかで明るい年を迎えられますことを祈念致しまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。本年もKCAAグループをどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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